訪れたのは平成15年7月12日午前10時頃で天候は曇り24度くらい 険しい山道で前日に大雨が降ったので落石や土砂崩れがおきてないか心配でしたが特に異常はありませんでした 玄関前にいらした気さくなお宿のおばさんに外来入浴料として千円札を渡してお釣りをもらおうとしたら 500円玉がないそうでお土産コーナーの栃の実せんべいを「これ500円で美味しいよ〜」と買わされました(笑) でもまったく嫌味がなくって確かに美味しそうだったので露天風呂で食べようとせんべいも一緒に買いました (※16年より600円に値上がりしました) 外来入浴でお部屋を借りた場合一人当たり700円だそうです 写真中央のような一般客用の休憩室もあります(テレビとお茶のセルフサービス有り) 建物はコの字型になっていて玄関から左のほうへ進むと男女別の内湯があります 源泉は70度以上あるそうで結構熱めで、窓も全開しないので熱気ムンムン 男風呂、女風呂ともほぼ同じ大きさで洗い場のカランは2つだけのこじんまりとした内湯 露天風呂には脱衣場がありませんので男女別内湯で着替えましょう 内湯のすぐ近くに外に出る勝手口があり、下駄箱に用意してある外履きスリッパに履き替えて外へでます 内湯でバスタオルを巻いてダッシュで露天風呂まで走れば問題ないと思います 写真中央の屋根の低い部分が男風呂で窓が開いていれば外から脱衣場も内湯も覗けます 緑に囲まれた自然のど真ん中に混浴露天風呂がひとつあります (※17年より女性には日帰り入浴でも赤い湯着を貸し出してくれるようになりました) 大きな岩を配置した混浴露天風呂で白木のベンチが一個あり、ベンチの横にでっかい岩を積み上げてあり 反対側がまったく見えない状態になりますから奥に人がちゃっぽんしていても勝手口から来るとわかりません 誰もいないわぁ〜とキャピキャピしていると岩の陰に人が入る可能性もありますので確認してから騒ぎましょう〜 でもこの大きな境界線のような岩がかえって入り易い混浴露天風呂の条件となります バスタオルを外して湯壷に浸かる時、逆上せた時に岩に腰掛ける時、最後にタオルで体を拭く時などとても安心です 男性ならば露天風呂で着替えてもいいでしょう。ベンチやあちこちの岩の上に服を脱ぎ捨てることができます 湯底にぺったんとお尻を付けたら肩までの深さですが、半身浴にぴったりな平べったい岩もありますので 逆上せてきたらその岩に腰を下ろすといいですね!(^^)!お湯は無色透明で若干のぬるぬる感あり 源泉が流れ落ちている湯口はとても熱く(70℃くらい)手で飲泉しようとしても無理でした… お湯の温度は内湯よりぬるめで長く浸かっていることができます(今回は2時間居たので相当汗をかきましたが) 陽射しを遮るものはまったくなく、炎天下や雨の日は辛いと思うので天候を調べてからお出掛けすることをお薦めします
16年に「秘湯を守る会」の宿に新規加入となり、一泊二食付き10,000円(税込) 休前日でも一部屋二名でも10,000円とは嬉しいスタンプGET価格です 案内された部屋は和室10畳+広縁のみで設備はカラーテレビと電気蚊取りマットだけ 何故か部屋鍵もなし??(内鍵で寝る時は鍵かけれます)貴重品は持ち込まないようにしましょう そして、旅館の方が「虫の宿」と公言するほど虫が多いのに網戸なし??? 登山者用宿として、夜は早く寝るようにしましょう〜(電気を付けて窓を開けると虫がいっぱい飛んでくる) 夕食は午後6時、朝食は午前7時半に大広間で一斉に頂きます 何故か夕食時は年配の中居さんがコンパニオンに変身して飲むわ歌うわで秘湯らしくない(笑) 変わり種としてネーミングが気になっていた「岩魚のそろばん」を別注で頼んでみました 縦にぶつ切りにして皮や骨も一緒に食べるという料理で骨がコリコリとして美味しかったです 昼に熊丼も注文しましたが、熊肉は小さいけどご飯に染み込んだ味がとっても美味しい!お薦め!
この山崎旅館から歩いて50分ほどのところに無料の野天風呂があり、さらにその先1時間ほど岩山を登ると 天然記念物に指定されている岩間噴泉群があり手掘りの露天風呂を作れるところがあります ですので県内外から岩間の湯に行かれる方がいて、その帰りに山崎旅館へ外来入浴に寄る人も多いです 白山への登山口のひとつでもあり、山男やトレッキング客が午後から多く訪れます 純粋な野天風呂ファンや山男ばかりなので安心して入浴することができそうです(^o^) 露天風呂がひとつしかなく、男女別時間交代制でもないのでとっても挑戦しやすい混浴露天風呂です 他のグループと一緒になったら湯壷をふたつに遮る岩のあっちとこっちで浸かっていればいいと思います 水を入れないと超〜熱くなるので裸になる前に温度チェックをしてから入浴してくださいね 今回は緑が綺麗な7月でしたが、紅葉の季節には白山スーパー林道の親谷の湯とセットでお出掛けすると最高ですよ〜 |