平成17年1月22日(土曜日)一泊二食付き12,000円(税込)で宿泊しました お部屋はすべて二階にありホットカーペットが敷いてある8畳の和室で、細長い広縁もありますが応接セットはなし 部屋にはトイレ・洗面所は付いてなく、廊下突き当たりの共同洗面所を利用します この洗面所は水しか出ないので知覚過敏の人は歯磨きは内湯で済ましたほうがいいですね また極寒の奥飛騨にしてはファンヒーターが小さいのか、断熱効果があまりない造りなのか部屋の空気が暖まらず 布団にもぐってないと寒かったです…行かれるなら真冬以外がいいかも知れません 二階の一角に漫画棚があり、私と趣味が同じような漫画のオンパレード\(^O^)/ 特に軽部潤子の「君の手がささやいている」全巻読んだつもりが見慣れない最終章というのが3冊がある??? パラパラめくると読んでないシリーズではないかっ!さっそく夕食前に読みました〜泣けます!感動しますっ! なかしま旅館の料金は通年一律なので連休などに連泊して漫画読みまくるっていうのもいいですね〜 漫画棚の反対側の廊下突き当たりには写真右の談話室がありますが、禁煙… お食事部屋も禁煙…同伴者が禁煙者だと部屋で吸うのが悪いのでロビーで吸いたいところだがロビーもない… なかしま旅館のホームページにも【禁煙】の文字があちこちに…辛いっス(>.<) 夕食・朝食とも一階の大広間で頂きますが、グループごと一応つい立があります 温泉宿では初めてのすき焼き!綺麗なピンク色の飛騨牛がどっさり(^o^) すき焼きに入れる野菜や豆腐などもどっさり!生卵も足りなければ追加してくれます 食事の〆に出てくるデザートは若奥様お手製のケーキで、甘党には嬉しい限りです コーヒーは別注で315円(泡立ちコーヒーとエスプレッソがあります) また朝食はこれまたお泊まり温泉宿では初めてお目に掛かる自分でお餅を焼くお雑煮! 自家製のお餅ですっごく柔らかくって美味しかったです 全部お雑煮の鍋に入れるのは勿体ないので1個は焼餅としてそのまま食べました (写真に写ってませんが朝食には焼き魚の切り身も付きました) 朝夕とも品数は少なめですが、全体にボリュームがあり、大満足でした\(^O^)/
一階の廊下は温泉利用した床暖房になっていて食事後のスリッパがホカホカになっててありがたかったです 他の宿にはないような工夫を凝らした料理などでリピーターが多そうな旅館です 残念だったのは3組いたのですが、私たちのテーブルだけ照明の下でなかった為、手暗がりだったこと(ーー;) 食事しながらあまりに暗いのでテーブルを中央部分にズルズルと引っ張ってしまいました
男女別内湯は女湯のほうが倍くらい大きな湯壷で湯の花がたっぷり浮いていました 源泉が熱いため、加水してありますが水の調整がちょうど良くっていつも適温で入ることができました 浸かると洗い場の排水が追い付かないほど、ドバドバ溢れて洗面器が泳ぎます 混浴露天風呂と貸切風呂は道路を挟んで反対側にあります(24時間入浴可) 貸切風呂は玄関に自分の部屋の名前を書いてある木札をカゴから探して木のパネルに引っ掛けるシステム 1時間ごとにわかれていて、私たちは夕食前の5時〜6時の欄に木札をぶら下げました いつもは部屋の名前をすぐ忘れるのですがこのシステムのおかげで「わらび」という部屋名を覚えました
貸切風呂の湯小屋のすぐ手前に混浴露天風呂があります 脱衣場は男女別で、湯壷の奥の方で繋がっているので混浴慣れしてない方でも手前に居れば安心です このような造りは本当にありがたいので、男性はマナーとして女性脱衣場の前に陣取らないようにお願いします 実は翌日、お隣の谷旅館に泊まり、谷旅館も同じような造りの混浴露天風呂なのですが 女性脱衣場の前に男の人が浸かっていたのです…「何でこんなとこに居るのよ〜!」と焦りました(^^;; 実際はカップルさんで後から来る彼女を待っていたみたいですが、単独男性だと白い目で見られますのでご注意を! 奥の繋がっている部分は写真左のようにホンの少しだけで手前は大きな岩が積み上げられていて 立ち上がっても女性側は見えませんし、露天風呂はここだけなので入りやすさ5ッ星です 男性側、女性側ともに水の蛇口があって熱い時は加水できるので助かります 翌日、立ち寄りで行った栃尾温泉の「みなみ荘」は熱かったけど水を入れて適温に下げて1時間ほど長湯できたけど 新平湯温泉の「奥飛騨ガーデンホテル焼岳」はメチャ熱いのに水がなく、わずか5分で退散(>.<) 私的にはやっぱりぬるめの混浴露天風呂で他の方ともお喋りしながらたっぷり浸かっていたいですね〜 温度調節…難しいでしょうが、なかしま旅館はどのお風呂も適温調節できていて感心しました 外来入浴不可ですので、是非お泊まりして入りやすい混浴露天風呂と美味しい手作りお料理を堪能してください |