平成16年9月11日(土)に一泊二食付き10,000円(税別)で宿泊しました 全8室の宿で、ロビーはこじんまりながら民芸調で囲炉裏スペースなどもあり落ち着く空間 お部屋は阿部のご主人によると一番景色がいい人気の部屋「209紫陽花」(露天風呂がよ〜く見える) 廊下を挟んで反対側の部屋は崖しか見えないのでお泊まりする際は「紫陽花!」と指定するといいですよ〜 和室6帖と狭いですがワイドテレビもあり、トイレスペースは十分な広さ 部屋も宿全体も熊本・黒川温泉の新明館とよく似ていて私好みの宿でした 全館バイアフリーを謳ってますが、廊下や階段の踊り場が磨きすぎなのか滑りまくりでヒヤリすること数回(^^;;
食事は一階大広間で一斉に頂きます 夕食は5時半、朝食は7時半 夕食の品数や器のよさは10,000円にしては超〜〜〜素晴らしいです! それに比べると朝食はトレー出しで、見た目にも褒めれるものではありませんでした 同じ内容でもトレーでなく、ちゃんと小鉢や皿で出せば美味しそうに見えるのにもったいない
夕食は見て楽しい〜食べて美味しい〜とお薦め二重丸(^o^)特に地元名産の皆瀬牛の刺身とお寿司が絶品です 画像では見難いけど刺身は皆瀬牛のたたきとまぐろとぼたんえび、お寿司は皆瀬牛とぼたんえびと松茸でした 泥湯温泉・奥山旅館と同じく、冬季(11月20日〜4月20日)3泊6食12,000円の湯治コースができていました 奥山旅館は10,000円ですが驚くほどのまともな料理だったので、近くのこの阿部旅館の12,000円の料理も期待できそう いつかは阿部旅館の3泊6食コースにもお泊まりに行きたいですぅ〜(ただし暖房費別途にとられる) 外来入浴では利用出来ない男女別内湯は檜風呂 源泉温度が熱いので自由に水で温度調節ができるからかえってよかったです 写真右は名物「天然川風呂」で、二階の宿泊した部屋から撮った全貌です 渓流風呂は宿の中玄関から外履きスリッパに履き替えて階段を降りて行きます 男女別脱衣場とそれに続く石作りの内湯(湯壷は繋がっている)と 「せせらぎの湯」と呼ばれるコンクリート作りの露天風呂と「かじかの湯」と呼ばれる岩作りの露天風呂が 男女別にそれぞれあります(↑の画像は女性専用の3つのお風呂) そして男性専用の「せせらぎの湯」と「かじかの湯」 これらは夏場の晴天の日だけ入浴可能になる「天然川風呂」 岩で塞き止めて川の水を溜めて、98℃のお湯と交じり合わせてちょうどいい温泉になってますが すぐ近くに「熱湯危険!火傷しますので近づかないように」と立看板があるように、ぼこぼこと熱湯が噴出していました 足元を気を付ければ塞き止めた岩を越えて流れのある川へ行くこともできますし、源泉より上流に行くこともできます 上流は冷たくて下流はぬる〜〜く、いろんなパターンの温度に浸かれるので、ちょ〜感動! 「天然川風呂」は6月〜9月の夏の期間だけ利用出来ます 本来は川ですのでそれなりにいろんなものが浮いてるし、底の石ころにも藻が発生してます でも朝陽を浴びて湯面が見事なほどキラキラと光って素敵〜〜(^o^) 川が温泉となって入れる宿は少ないし、それが阿部旅館のウリでもある訳で ほとんどのカップルさんは混浴に入っていました 特に夜は灯りもほんのり程度なのと、ぬるめの適温なので、みなさん長湯をしてました 何組かとお話しましたが、揃って出る言葉が「温泉に来たら一緒に入りたいしね〜」 混浴初心者でも思わず入りたくなる露天風呂♪ご夫婦、カップルにお薦めで〜〜す(^o^) 2年前にセルフタイマーで撮った画像も3枚…(*^.^*)エヘッ この時は平日の午後3時半頃で誰もいませんでした |