外来不可の「海風」に泊まるにはあまりに敷居が高いので裏技として 姉妹館の「Plumeria」(スペイン風ホテル・プルメーリア)に宿泊すると本館の「海風」に450円で入浴できます プルメーリアも食事なしで一人1万円前後と高いホテルですが、今回は会社の提携保養所として 一人2800円で宿泊できるプランを利用して「海風」に外来入浴してきました ちなみに「呼帆荘」と「海風」も姉妹館なのですが、こちらはお風呂だけ頂くことはできません ホテル・プリメーリアはチェックイン15時、チェックアウト10時 伊勢湾に面したオーシャンビューのスペイン風ホテルでロビーや部屋には高そうな調度品がいくつも! 部屋はシングルベット2つ、風呂・トイレ・洗面所・ミニキッチン、ベランダ付き 沸くポットに電子レンジ、冷蔵庫、タオルに浴衣が完備で気品あるラブホテルって感じ プリメーリアでこれから「海風」に行くことを伝え、ルームキーを見せて「海風」のフロントで450円を支払います さすが、高級和風旅館だけあって門構えからロビーや廊下やトイレまで素晴らしい〜〜〜〜 1階に歓迎サロンがあり、宿泊者はここで抹茶と生菓子のお着き菓子を頂きます 2階には湯あがりサロンがあり、冷たいおしぼりや冷茶・冷酒のサービスを受けられます
なんと土曜日は一部屋二人利用はお断りという強気な商売でも成り立っているという 金額に見合ったパフォーマンスとサービスが受けられる宿のようです チェックイン14時、チェックアウト11時と滞在時間も多く、高いけど一度は泊まりたいと思える宿でした
国内最大規模の貸切露天風呂「湯殿・浜離宮」、宮大工による釘一本ない総桧作り 他の貸切は24時間、開いていればいつでも利用できますが、「湯殿・浜離宮」だけは 20時〜23時の3時間のみが貸切扱いで混雑時はチェックインの先着予約順(時間制限は???) そして、深夜だけはこの「湯殿・浜離宮」も自由入浴=混浴扱いとなります
2階にある「満月の湯」は総桧作り半露天風呂 湯おけは、名匠「原 栄一」氏が精魂こめて作成した日本一大きな木製湯舟です こちらは通常は女性専用で、「天上の湯」が女性タイムになる時間帯は男性専用となります 最上階にある絶景露天風呂「天上の湯」は20時〜22時が女性専用タイムですが その他の時間は自由入浴となっています 今、法律で新しく混浴は作れないと聞きましたが、混浴ではなく“自由入浴”と呼べばOK? 今後、他の温泉旅館もこの艶美な言葉…“自由入浴”を使って混浴風呂にしてほしいものです 「天上の湯」は真ん中に“自由入浴”できる大きな湯壷・本院があり、本院から数段下がって左右に男女別湯壷があります 男女別湯壷へは廊下からの入口も別だし、脱衣場も洗い場も別になっているので利用しやすいです 本院から女性専用湯壷に向かう階段に「男性はこれより立入りをご遠慮ください」と書いてあるし 窓にも目隠しがしてありますが、混浴経験のない女性は女性専用湯壷すら入らないのが現状かも??? せっかく伊勢湾が見える絶景露天風呂なので、夕陽の時間帯にも思い切って入ってほしいものです 混浴修行を積めば、そのうち囲いがない露天風呂にも入れるようになるので入りやすい混浴から挑戦してくださいね 「天上の湯」では16時〜18時の間、湯守りの担当者が待機し、冷酒サービスをしてくれます 木桶に氷の入ったお酒と小さい梅干が4つ(バランス取れば湯船に浮きます) 欲しい方は手をあげれば、はいはい〜と持ってきてくれます\(^o^)/ ただ、洋服を着た湯守りが露天風呂周辺にいるのは、入浴女性から見たら気になるものではありますが… 南知多・山海温泉は本来、塩辛い塩泉なのに、海風のすべてのお風呂は無味無臭? 本当に温泉なの?と疑いたくなるけど、この景色の贅沢さにそんなことは気にしないでおきましょう 念願の夕陽の時間帯に入浴を果たしたけど、逆光になるので写真は暗くなってイマイチ(ーー;) それでも夕陽が雲に隠れるギリギリに伊勢湾に向かってバンザイ! さらにどっぷりと暮れてかがり火も鮮やかな海に向かってもう一度バンザ〜〜〜イ! “自由入浴”の入りやすさとすれば脱衣場が別なのと、お湯に浸かるギリギリまで バスタオルを巻いてればいいので星4つ〜〜(バスタオルが濡れてもまた新しいのが使えるから) 「海風」のすべてのお風呂には真っ白なハンドタオルとバスタオルがテンコ盛りに置いてあり、手ぶらでもOK でも通常どこの宿でもあるようなティッシュ、綿棒、化粧水、ドライヤー類が一切ありません たぶん、本来は外来不可なので各お部屋にあるのでしょう また、収容人数のわりにはカラン&シャワーの数も少ないようです そして「満月の湯」以外、すべて露天風呂なので暖かい知多半島とはいえ冬は寒すぎて辛いです 泊まりで行かれる場合は宿泊料金が高いので冬以外がお薦め |
平成18年2月13日(月)7:30、宿泊先の内海温泉「呼帆荘」から浴衣マンで「海風」駐車場にある足湯へ! 現在、足湯はブームであちこちにありますが、他の足湯は混浴扱いにも無料温泉扱いにも一切してませんが ここだけは看板通り、「●ご入浴もできます」と書いてあるので、お言葉に甘えて入浴を… ご丁寧に横のベンチにはハンドタオルとバスタオルが置いてあるので、即効で引き揚げることも可(笑) 「海風」のお風呂は、本当に温泉かどうか怪しいものだけど、この足湯は完璧に温泉! 南知多独特の塩分の強い塩泉で、沸出温度は45度の加水加熱なしで十分OKの天然温泉かけ流し〜 足湯にしては腰掛ける部分と水位のバランスが悪いようで、くるぶしまでしかお湯がありません 2月の寒い朝なので、寝転がって浸かると至福のひと時でした でも、あまりにも濃い塩泉なので、真水で洗い流さないと皮膚がただれそう… 無料温泉といえど、直後に洗い流せる手段を取ってから「●ご入浴ください」 そうそう、もちろん駐車場には宿泊利用の車がいっぱい停まっていました 入る時期を間違うと超〜〜恥ずかしい思いをします(>.<) まぁ〜これも“自由入浴”のひとつですね〜「●ご自由に入浴ください」 |