平成20年4月11日(金)、専用湯衣を着けて入る混浴露天風呂が辰口温泉にできたと知り 日帰り入浴も可能なのか調べるために、一泊二食付きで宿泊してきました 日帰り入浴は利用時間も短く、料金も高めながら可能でした!!! 入浴のみなら2,000円ですが、1,500円の釜飯とセットにすると3,000円 日帰り入浴タイムは12:00〜15:30 金沢から一番行きやすい大型温泉旅館だけあって、ロビーやお土産コーナーも広々 ロビーは禁煙なので、源助茶屋の釜戸と暖炉のあるエントランスを利用するといいでしょう たがわ龍泉閣は“吉祥亭”と“龍宮殿”と昔からの“龍泉閣”と宿泊棟は3棟に分かれていて 20年前、10年前も泊まったことあるので、これで全棟制覇! 以前は朝も夜もお部屋食だったのですが、源助茶屋ができたことによって 専用個室食事部屋で頂くことになったようです また、夏場は源泉をちょっと入れたプールもあり、家族連れも多く利用されてます ちなみにこの辰口町は以前、能美郡だったのですが 平成17年2月1日にヤンキース松井君の出身地「根上町」と九谷焼で有名な「寺井町」と 3町で合併して“能美市”となりました 18年4月15日に国道8号の金沢市今町から白山市乾町までの26.4キロを結ぶ山側環状が全線開通して 東から来る場合は森本インターで降りて、山側環状〜産業道路を利用すると 30分ほどで辰口まで来れるので大変便利になりました (途中、100円の川北有料大橋を渡らないといけないけど…) 今回泊まったお部屋は“吉祥亭”の4階 約3帖ほどの畳の踏み込み+10帖の和室と約6帖の広縁 バス・トイレ・洗面所・ミニキッチン付き(湧くポット有り) ロビーでもお茶菓子とお茶を頂きましたが、お部屋にもお着き菓子として胡麻クッキーが。 最初から氷入り冷水ポットが用意されている点も嬉しいですね 面白かったのが、6個に分かれた金庫! まとめてではなく、一人一人が金庫の鍵を持って自由に開け閉めできるように配慮されたもの 確かにこれっていいかも〜 同窓会や会社の慰安旅行など、一緒に泊まるのは身内だけじゃないですからね 食事は古民家を再現した源助茶屋の個室(掘りコタツ形式)で 夜は6時半、朝は8時半に頂きました お料理もなかなか凝っていてGoo〜〜 食前酒は辰口特産の柚子を使った「柚子酒」で、アルコールもきつくなくて超〜美味! 売店で1,000円で売ってたけど、帰り買おうと思ったらすでに売り切れ(>.<) 夜の蕎麦、豚汁、味噌汁の汁物はどうもダシがイマイチでしたけど 暖かいものは熱く、冷たいものは冷えててサービスもいうことなしでした 朝の茶碗蒸しもミニコンロでアツアツが食べれてすごく美味しかったです これで食後のコーヒーでも出れば最高なんですけどね(^^;;
お風呂は二箇所にあり こちらは“龍宮殿”にある、「白寿の湯」と「延命の湯」で朝晩で男女入替制 利用時間は午後4時〜夜中の1時までと朝5時から。 ですので日帰り入浴の場合はこちらのお風呂は入れません ここは予約で貸切利用もできるそうです こちらの大浴場は洗い場がパーテーションで仕切られているので 私も髪や身体を洗う時はこっちを利用しました 脱衣場にはバスタオルと化粧水、乳液、髭剃り、ドライヤーがセットされています 残念なのは、大浴場もふくめて途中の清掃がなってないので いつ行っても床にいっぱい髪の毛が落ちていること(ーー;) しょっちゅうバスタオル補充で従業員が出入りしてるのに、床掃除がされてない… 夕食の間と、夜の最後か朝の始めかの2回だけでも掃除機かけてほしいところです こちらがメインの大浴場天狗浴殿で、入口&脱衣場は2階にあります 裸で階段を降りて1階のお風呂に行くのは、年配者にはキツいかもしれませんね 大浴場天狗浴殿(殿の湯&姫の湯)の利用時間は夜中0時まで、 朝は5時からで、サウナは夜の8時までとなっています サウナの横には源泉の水風呂があり、若干塩分が含まれているのでヌルっとしてお薦めです 源泉は27〜8℃と低いので循環加熱していますが 湯量が多いので、一部掛け流しににもなっていて気持ちいいです 大浴場天狗浴殿の洗い場から中庭に出ると「田んぼの湯」の入口があります 山中温泉・花つばきや新平湯温泉・奥飛騨ガーデンホテルと同じ緑の湯衣を着用して入浴します 男性は同じ緑の湯衣かサウナ用パンツでもOKです 利用時間は午後10時まで、朝は利用できません 源泉が低いのに、加熱して頑張って掛け流しにしているから朝は温度があがらないようです 朝見たら、どの湯壷にもしっかり保温シートが被せてありました 「田んぼの湯」には六つの露天風呂があり、山里の風景を再現しています 中央にはやぐらが高く建てられ、露天風呂の間には用水が流れて、桜など四季折々の草木が植えられています 「田んぼの湯」という名前の通り、露天風呂敷地内に2つの田んぼがあり 本当に5月になったら、田植え(コシヒカリ、古代米)をするそうです 初夏の青々した早苗や秋の黄金色に垂れた稲穂の時期にも露天風呂に入りたいですね〜 前述の「花つばき」や「奥飛騨ガーデンホテル」より、断然気に入ったのは それぞれの露天風呂で温度差をつけていること! 「花つばき」には12個も湯壷があるのに、どれもこれもほとんど同じ温度でしかも熱め! ところがたがわ龍泉閣の「田んぼの湯」はぬるいほうが長湯できるから…と ぬるめの温度設定にしてあるのです\(^o^)/ 男女混合でお喋りしながら、入ってるグループ・カップルは ぬるめの源助の湯やかじかの湯に集中してましたね 今回は27℃の源泉風呂は空っぽでしたが、夏場はこの源泉風呂が大人気だそうです
今回は、上手い具合に桜がちょうど満開! 思わぬところで花見露天風呂が体験できました 花見ができる混浴露天風呂の中では一番桜が多く、大きいのでは??? 毎年、お花見温泉をここ「田んぼの湯」で楽しみたいと思います また、夕方になると、レトロなランプで露天風呂が照らされます 夕食を終えて、9時頃から続々お客さんがやってくるので 大浴場天狗浴殿と同じく夜の12時まで利用できるということないのですが… |