恋愛伝道師・漫画家成田アキラ(テレクラ王ともいう???)の漫画にこの道志温泉「日野出屋旅館」が 出ていて漫画ではすごく良さそう〜な雰囲気の混浴温泉だったから行ってみたい〜〜と 同行者の強い希望(?)で7月17日(土)にお泊まりで出掛けました 河口湖の手前の都留インターから道志へ抜ける道はすっごいクネクネ道! 関東から一番近い秘湯を言われるだけあって神奈川県側の相模湖からもすっごい道! 一応、関東ということで交通量はかなり多い…(3連休のさなかだからかも知れないけど) で、行きも帰りも「側溝に落ちるか対向車とぶつかるだろう」と運転はさせてもらえませんでした(>.<) その交通量が多い国道413号沿いに建っている大正創業の鄙びた老舗旅館が「日野出屋」 予約の時に「渓流釣りで来られるんですか?」と聞かれたくらい、ほとんどが釣り客だそうです 玄関には「呼び太鼓」が置いてあり、食事処となる広間が丸見え〜〜 泊まったお部屋は国道に面した二階の和室8畳間で車と川の音がうるさかったです(^^;; 部屋への出入りは襖で鍵なし、エアコンなし、金庫なし、テレビあり、浴衣・タオル・歯ブラシあり トイレや洗面所は共同で一階と中二階にあります(トイレはすごく立派で綺麗) 晩ご飯は午後6時に一階のお座敷で頂きます まるで骨董屋さんに居るようで回りにはレトロな時計や蓄音機などが置いてあり 釣り人の常宿らしく魚拓などもいっぱい飾られていて眺めているだけでも面白い! 大人数のグループは座卓だけど私たちは囲炉裏テーブル でも囲炉裏の中にカセットコンロを置いてジンギスカン鍋のような鉄板で猪焼きにします 朝ご飯は同じ広間で午前7時半から 朴葉みそに良く似た自家製みそと荒く刻んだ野菜をまぜて焼いたのが美味しかったぁ〜 3連休初日に一泊二食付きで10,500円ならまぁまぁ〜の料理かな
道志温泉の名物は猪肉!夏場は焼肉で冬場は猪鍋だそうです 肉を鉄板に置くとくっ付いて無理に取ろうとすると鉄板がズレて肝心な肉や野菜が灰の中に落ちます(>.<) こうして画像にすると料理が少なそうだけど煮物にでっかいジャガイモが入っていたり 鮎の塩焼きをサービスでもう一本もらったり、肉野菜を灰に半分落としてもう一皿出してもらったり 珍しい鹿のレバ刺しもサービスで出してくれて、結構お腹が膨れました(^o^) ちなみに焼肉の食べ方は鉄板に野菜を敷いて野菜の上に猪肉を置くそうです そうすると猪肉の脂が野菜に染み込んでとっても美味しく頂けます♪ 焼肉にクレソンって珍しいけど、道志村は大きな株のクレソンが名産でお土産に買っていく人も多いとか… またどのお客さんも注文するのが「青竹酒」たっぷり3合入って1,300円です 内湯はお座敷の奥にひとつだけ…写真右のような3つの札がありました 混浴しちゃってもいい人は「入浴中入っていいよ」の札にしとけばいいんだろうけど 果たしてその札を見て入ってこれる人が居るもんだろうか??? カップルで入る時は「女湯」の札して、別の女性が入ってきても困るから 「入浴中入っていいよ」の札にしておけば、ほとんど貸切状態で入れるでしょうね〜 冷鉱泉なので沸かしのため、保温シートが被せてありました でも熱くて熱くて…シートなんか必要ないじゃん!って思ったけど やっぱり出る時はシートを被せてきました 混浴露天風呂は宿から出て国道を挟んだ反対側の今にも壊れそうな橋を渡って行きます 露天風呂がある岸にはバーベキュー場や釣り場がありましたがあまり利用客は居なそうな感じ… 露天風呂というより完璧に湯小屋に囲まれていて中は薄暗い 小屋に入ったすぐに簡単な脱衣場があります 長方形の檜風呂で、これまた保温シートが被せてあり熱いっ! ホースで水を入れてぬるくして入りましたが「これって循環??」 温泉が出てる場所がない?水をじゃんじゃん入れても溢れない??? で、珍しく夕方一回だけしか入りに行きませんでした 屋根があるので雨や日焼けの心配はないけど 三方を小屋の壁に囲まれていて、川に面して開いている面もすだれがさがっていて なんか薄暗く、開放感がない…そして湯壷も狭いかな〜(洗い場面積はとても広い) 確かに混浴ではあるけど、内輪同士でないと入り難いかも知れません
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