福地温泉     ◆湯元 長座◆


宿泊Room
和室8畳+広縁応接3点セット
トイレ・洗面所付き


奥飛騨温泉郷のひとつ、福地温泉
関東からは安房トンネル経由で。富山インターから約1時間半


福地温泉・湯元長座

日本秘湯を守る会
炉端料理と露天風呂が自慢の宿
長座の公式ホームページ
姉妹館・かつら木の郷も掲載

平成16年4月15日(木曜日)
2名一部屋・18,000円の二割引き(冬季限定プラン)

外来入浴料 600円





    

私の中で「お泊まりしたい憧れの温泉地」No1の福地温泉!どの宿にしようかと迷ったけど
通常18,000円の宿泊料金が、常連さん宛てに長座から届いたDMに4月25日まで二割引で泊まれるとかで
何度も何度も前を通過しただけの私としては敷居の高かった【長座】に決定!

駐車場から写真左の門をくぐって、水芭蕉が咲く小道を登って玄関へ
歓迎の看板にしっかり名前が書いてあって、ちょっと嬉しかったりして(*^.^*)エヘッ
重厚な奥飛騨建築の黒光りした梁や廊下や柱のロビー、獣敷物のある囲炉裏スペースも趣があります


  

チェックイン時間ぴったしに長座に到着し、さっそく「のくとまり手形」で福地温泉のもう一軒の露天風呂もらい湯へ!
籐の手提げカゴが用意されていて、バスタオルやお風呂セットなどを入れてもらい湯に出掛けるられるのは嬉しい心使い(^o^)
足袋は今までの中で一番厚みのあるいい生地を使っていましたし、浴衣と作務衣の二種類あるのも嬉しい

ただ、残念だったのが仲居さんが私の身長を見て用意してくれた“小”の浴衣が短くてチンチクリン(>.<)
フロントに電話して短すぎるので“中”を持ってきてもらったけど、今度はズルほど長過ぎる…
これだけのお値段を取る宿なのに、浴衣は男女合わせて“大・中・小”の三種類しか用意されてないそうです
作務衣といっても、お店の人が着ているような格好いい作務衣でなく簡素すぎていまいちカッコ良くない(>.<)
でも短すぎる浴衣もズルズルの浴衣もみっともないので結局は寝る時以外は作務衣で過ごすことに…


  

館内のお風呂は玄関・ロビーの下の階にあります(地下一階)
お風呂へ行くアプローチも見事で、(* ̄ρ ̄)”ほほぅ…とため息がでました
入り口も脱衣場も洗い場もどこもかしこも広〜〜いスペースを取ってあります
天井の高い内湯はぶっとい丸太をたくさん使用していてこれまたどっしりとした重厚感があります

ただ…熱いっ!熱すぎるぅぅぅ〜〜(>.<)内湯も露天風呂も私には熱すぎる!
特に朝の内湯の熱いこと、熱いこと(>.<)満室で朝の内湯には結構な入浴者がいましたが
熱湯好きに一人を除いては、みんな熱すぎて湯壷に浸かれない状態でした
まぁ〜露天風呂は朝は適温になっていたので、なんとか朝は露天風呂に浸かれましたが…


  

さらに空いていれば自由に利用できる貸切風呂がほぼ同じ作りで3つ
すべて檜の内湯と岩作りの露天風呂のセットです

一箇所だけ手を突っ込んだらぬるめのお風呂があったので\(^O^)/ヤッターとそこに長湯(^o^)
でも…。・゜゜・(>_<;)・゜゜・。露天風呂は逆に足を入れるのがやっとのほど熱いっ!なんでぇぇぇ???
どのお風呂にも薄める水の蛇口がないので、諦めるしかありません(>.<)


  

平成15年にできた「かわらの湯」
宿の道路を挟んで反対側の《せせらぎの径道》の川沿いにある男女別の半露天風呂
眼下に清流が眺められて風流な場所にあります(利用時間13:30〜20:30、7:15〜10:00)
これまた熱かったけど、近くの孫九郎のもらい湯のすぐ後だったのでなんとか少しは浸かれました
でも、男風呂はもっともっと熱かったらしく、湯守りの従業員に文句を言っていましたねぇ
客「一体、何度にしてあるんだっ!」湯守り「44℃ですけど…あっ\(◎o◎)/!45℃になってますね…」
客「44℃でも45℃でもこんな熱いの入れるかっ!自分で入ってみろ!」

ちょうど出口で4,5人の男性客と一緒になったのですが
全員が浴衣の裾をまくって「もう〜こんなに足だけが真っ赤っかになってしまって入れなかった!」
と本当に真っ赤になった足をみんながみんな見せてくれました
長座さ〜ん、お願いだから今時熱湯好きなんてあんまり居ないからもっと設定温度低くしてぇ〜<(_ _)>



  

夕・朝食とも渡り廊下で別館「桧の家」と名付けられた囲炉裏の食事処で頂きます
8人くらいのグループ意外は他のお客さまと同じ囲炉裏を囲む…というパターンです
これくらいの金額を出せばお部屋食や個室食事処で食べれる宿も多いので
カップルで二人だけでしっとりと食事されたい方には不向きかな?
夕食の時、長座のご主人が順に囲炉裏食事処へご丁寧に挨拶に回ってこられます
ニコニコと温厚そうないいご主人でリピーターも多いのも頷けますね〜

山の果実酒 山の物とお魚の盛り合わせ 山里の小鉢 春のお造り
奥飛騨の煮物 山菜の揚げ物 飛騨牛の朴葉味噌焼き 田舎の蒸し物
お寿司と味噌汁と漬物 五平餅と岩魚と芋 お口直しのデザート お着き菓子

季節の山の幸がメインな素朴な食材が多く、味噌汁&お吸い物のダシが旨味が出て美味しかったです
量的にはちょっと物足りなく、お寿司が最後に出ると聞いてましたが
先に白ご飯をもらって二杯を料理と一緒に食べて一応お腹は満足しましたが白ご飯がなかったら…\(><)/ギョ
残したものは私にはちょっと強すぎた果実酒と、魚の頭だけと見事に完食〜〜


4日前に新穂高の谷旅館に泊まった後だったので、長座さんにはちょっと辛口になってしまいました
私の場合、お風呂が熱くってゆったりと入れないとつい(# ̄З ̄) ブツブツ言う癖がありまして…(ーー;)
次は「かつら木の郷」に泊まりたいと思ってますが、長座の息子さん夫婦がやられてる宿とか…
お若い宿主ならもうちょっとぬるめに設定してるかな?泊まる時の楽しみとしてもらい湯もせずとってあります(笑)




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