二岐(ふたまた)温泉といえば、大丸あすなろ荘が有名だけど混浴内湯しかないので まずは混浴露天風呂もある「湯小屋旅館」へ平成16年5月4日(火)の午前11時半頃向かいました 国道121号の芦ノ牧温泉と湯野上温泉の間に二岐温泉に向かう看板が出ており 途中、右折をしてひたすらカーブの続く山道を登って行く…・・・( ̄  ̄;) うーん秘湯だぁ〜〜 でも宿泊旅館は7軒もあり、ちょっとした温泉街みたいになっていました さてさて、「湯小屋旅館はどこかな〜〜???」とキョロキョロすると一つの看板がっ! 「新・湯小屋旅館、ここより徒歩2分」と書いてある…“新”???どうみても“新”とは思えない… これが旅館の玄関???と思うようなドアを開けると…コタツでくつろぐ宿一家が目に飛び込んできました 湯小屋=ほったて小屋のような感じで回りをアクリル波板で囲んである女性専用内湯と混浴(?)内湯 一応、入り口には「男風呂、屋天風呂」奥の湯と書いてあるが、混浴露天風呂へ行くには 男風呂(写真右のブロック作りの内湯)を通らないと行けないので実質、男風呂=混浴内湯となります 深めの浴槽で温度調節は源泉温度の違う2本のパイプのうち、熱いお湯が出てるパイプを 湯壷の中に入れたり、外に出したりして調節するようです(若干熱めの内湯でした) 混浴露天風呂は二岐川の清流のすぐ真近にあり、湯壷が前後に2つ でっかい桜の木があり、すでに葉桜になってましたが湯壷に桜の花びらがひらひら〜と舞い落ちていて風流〜〜 女性専用内湯からそんなに移動距離がないので女性脱衣場で着替えてバスタオル移動すればいいでしょう 朝方のぐずついた天気も「湯小屋旅館」の露天風呂では回復して太陽まで出てきました(^o^) 写真でもわかるように湯壷に桜の花びらが浮いていて、ここまでの桜風呂にお目にかかったのは初めて! 無色透明なお湯ですが、すっごく気に入りましたぁ〜〜\(^o^)/ 大丸あすなろ荘の混浴内湯&露天風呂にも入った事がある同行者いわく 「ここ、いいわ〜あすなろ荘よりずっといいから、あすなろ荘は行かなくってもここで十分!」 とのことで、この桜露天風呂でゆっくりのんびりしちゃいましたぁ〜 露天風呂の温度は適温で、特に下の段の小さい湯壷はぬるめで最高でした\(^O^)/ 混浴露天風呂と内湯小屋の位置関係はこんな感じ〜〜 内湯から10歩ほどでこんなに川の傍の自然美溢れる露天風呂に移動できます さらに、川にも簡単に降りれるようになっていて、まだ相当冷たかったけどやっぱり川にもザブザブ〜〜 露天風呂もそんなに広くもないし、渓流釣りの人もいる場合もあるし、先客がいたらしたら入りにくいかも… でもそんなの払拭するほどいい混浴露天風呂ですので思い切って挑戦してみてくださ〜い! 小屋みたいな湯小屋旅館…ものは試しに泊まってみたい気がするけど 一泊二食で8,500円くらいらしい???高くない???“新”だからかな??????
今までの経営者が高齢のため、旅館営業をリタイヤして宿も廃業しようと思っていたところを 湯小屋旅館のファン数人が廃業するのはもったいないと権利を引き継ぎ、素泊まりメインで営業を続けてくれています 他に仕事を持っている方ばかりなので、営業はもっぱら土日だけのようです??? 通常一泊3,000円ですが、今回はGWの稼ぎ時ということもあって一人3,500円でした 部屋に行く時は、お宿の方の居間かと思ったコタツのある部屋を必ず通らなきゃいけません コタツの間は居間ではなく、ロビーみたいなものですか…??? 宿泊者が居る時は宿関係者はさらに奥の部屋でくつろいでいました 一階はコタツの間と宿の方の部屋と台所とトイレ・洗面所があり、一般客の部屋は二階となります 6畳の部屋が4つありますが、そのうち1つは布団部屋で布団が山ほど積んでありました つまり、客室はたった3部屋ということになります(布団は自分で敷きます) GWとはいえ、まだまだ寒い会津…客室にもコタツがあり、助かりました テレビはありましたが、浴衣もタオルも歯ブラシもなし…お泊まりの際は持参するようにしてください また、以前は食事も提供していた台所…こちらは自由に貸してくれ、自炊をすることもできます 今年の会津は春が遅いようで、露天風呂横の桜はまだ蕾も硬い状態でした 泊まって良かったな〜って思うのは夜、星がメッチャ綺麗だったこと! 満天の星が低〜〜く、まるで手が届きそうに近かったです |