混浴の入りやすさ  ★★★★            弁天温泉◆一軒宿◆

栃木県那須郡那須町湯本157
泉質 単純泉(中性低張性高泉温泉)
外来入浴料 1000円
効能 神経痛・胃腸病・打ち身・冷え性など
外来時間 午前10時〜午後4時
那須湯本より5キロ北方、標高1200mの那須山麓にある一軒宿。
国民休暇村近くの赤い鳥居を抜けて川に架かる弁天橋のほとりに古い木造のお宿。入り口は古い商店の酒屋みたいで本当にここがガイドブックに載っていた混浴露天風呂がある建物かなぁ〜?と不安になりそうな感じ(^^;;



館内の奥のほうにお風呂があります
内風呂は鉄分が含まれているのか岩もお湯も少し赤っぽくなっていました
第一印象は「わぁ〜〜〜ずっと改装してなくて昔のまんまなんだろうな…」
桶も風呂椅子も年代物〜〜という感じ
画像は女風呂ですが、男風呂はもう少し湯壷が四角っぽくて洗い場が若干広いくらいで女風呂も男風呂も大きさはそれほど違いはありません
もちろん脱衣場も年季入ってました^^

でも近代的な大型ホテルが多い那須の中ではかえって情緒があっていいと思います
赤茶けたお湯は確かに冷え症に効きそうでじっくり浸かっていられる適温でした



  

内風呂からお庭に出てびっくり!建物の古さのイメージを払拭するような手入れの行き届いた広い庭で
石畳みに苔むして回りの木々とマッチしていい気分に浸れます
露天風呂はすべて混浴で全部で4つの違うタイプのお風呂があります
移動の際、遮るものはまったくなく、初心者はバスタオルを持って行ったほうが無難でしょう
でもここまで古風な混浴露天風呂だと水着は興ざめかな?水着着用で入浴するのは避けてくださいね

内風呂と違い、露天風呂は若干色が付いていて入ってしまえばはっきりと体の線は見えないので安心でしょう
一番大きいこのお風呂は大きな笠があるので炎天下や雨、雪でも入浴できます


  

その横には大きなかめを湯壷に使用した「かめの湯」や醤油樽を使用した「樽の湯」
そして湯小屋にかめを二つ並べた「夫婦かめの湯」と3つの湯小屋が並んでいます
「樽の湯」こそ大きめだけど、まず他の人が入っていたら次の人は入って来ないでしょう…
中も暗いのでタオルを外して極楽、極楽とやってください
樽やかめの湯はお湯が溢れてないので溜め湯かと衛生面で気になる方もおられるかと思いますが
ここの温泉は毎分300リットルと湧出量が多いので常に綺麗なお湯ですのでご心配なく




大きな混浴露天風呂は回りに大きな火山岩が配置してあり、また紅葉など色付く広葉樹に囲まれているので紅葉の季節はさぞかし綺麗だと思います
大きな笠の下には丸い台があり、雪見酒も楽しめそうです
体が火照ったらそこに腰を掛けて涼しむのもいいでしょう
露天風呂が一箇所なので混浴が初めての方でも入りやすいと思います

那須の回りにはたくさん温泉があるので、ここは土日でもそんなに人が居ないと思います
静かなお宿で混浴露天風呂に挑戦してみてください

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