口永良部島 民宿「くちのえらぶ」



  

平成17年11月12日、口永良部島の「民宿くちのえらぶ」に宿泊
フェリー太陽の欠航で、当初宿泊予約していた「民宿恵文」が12日は満室ということで
急遽、屋久島で電話帳を見ながら口永良部島の民宿に順番に電話していって
やっと「民宿くちのえらぶ」で宿泊予約が取れました(一泊二食付き6000円))
ガイド本やネットにもほとんど載っておらず、電話帳にも半年前にやっと載ったそうです

大阪出身のご主人・貴船庄二さんと横浜出身の奥様・裕子さんが
東京の美大で知り合って結婚されて昭和48年に口永良部島に移住してきました
口永良部島の本村港から寝待温泉方面へ車で10分ほどの田代地区に
平成7年、島で廃校となった中学校の建材を譲り受け、3300坪の敷地に自力で建築
今でも外観は分校を思わせるような340uの木造平屋建ての民宿を平成14年3月にオープン
床には檜、天井には屋久杉を利用し、テラスからは真正面に東シナ海が臨めます
鹿児島県熊毛郡上屋久町口永良部島1698-92 電話0997-49-2213



客室は5つで定員30名、ラウンジは学校の図書館をイメージした作りとなっています
私が泊まった部屋は玄関から右手の“朝日”ログハウス風だけど、畳敷きの広い部屋でした
テレビ、浴衣、タオル等は一切なく、布団ももちろん自分で敷きます
仕事で滞在する人も多く、一人部屋も2部屋ありました(ベットとデスク付き)
また、フロントのカウンタにはポットとコーヒー、紅茶、ココア、煎茶などが置かれていて飲み放題!
屋久島の地酒“三笠”だけは一杯200円と有料です
洗面所はカメを半分に切ってシンクとして利用
トイレは水洗ではありませんが、広いスペースを取っており清潔に清掃されています
お風呂は一つで宿泊客、オーナー家族と時間を見計らって入浴します
一般家庭で使っているシャンプー、洗顔クリームなどたくさん置かれていて持参の必要はありません



  

和風サラダ 帆立と海老のフライ 豚足と大根の煮物 茶碗蒸し
鰹の刺身 青菜の胡麻和え ご飯と味噌汁 手作りチョコケーキ

  

口永良部島では飲食店がないので、昼食は基本的には宿にお願いすることになります
「民宿くちのえらぶ」では画像の簡単おにぎり弁当が500mlお茶付きで500円
他には箱入り弁当600円、宿での昼食700円が設定されています
車も宿の車を借りることができ、一泊二日でガソリン代込みで5000円
寝待温泉往復500円、湯向温泉往復1500円、港の送迎は無料となっています
ただ、1台しかないので、予約時に車が借りれないとわかった場合は
フェリー太陽に車持ち込みで口永良部島に渡るしかありませんのでご注意を

   

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