平成17年3月12日(土)に一泊二食付き20,000円(税別)でお泊まりしました 雪がまだたくさん積もっている門の大きな暖簾をくぐると、【円実】という展示館から入るようになっています 「幻の名車」と言われるクラシックカーや塵表閣に由縁のある夏目漱石や林芙美子などの作品が展示されていました 隣の建物が【売夏亭」で畳敷きのロビーとなっており、時期的にお雛さまが飾ってありました 帳場は明治からのものと思われる薬箱のような和箪笥が机となっており、支払いの時などは座布団に座って待ちます たぶん高価で価値がある着物が飾られていて、その前の座布団に座ってポラロイドカメラによる写真サービスもあります 予約の際に、「20,000円と18,000円と15,000円のどれにしますか?」と聞かれ その値段の違いを聞くと「お部屋と料理が違います」とのことで料理が違うなら〜と思い切って20,000円で予約しました 通されたお部屋はロビーからいったん中庭に出て渡り廊下で湯小屋の前を通った【養春亭】という二階建て離れの二階 一階は「入勝」という部屋名で古代檜内風呂が付いているらしい… 私たちが泊まった二階は「国光」という部屋名で内湯は現代的ジャグジーユニットバス(もち使わなかったけど) とにかく二階全部が宿泊部屋なので広い!広い!これで20,000円なら最高〜〜〜♪ 階段を登った廊下側に内湯と洗面所とトイレと冷蔵庫などが置いてあるスペースがあり 手前の部屋が6畳和室で奥の続き間が12畳の和室、さらに広縁部分が4畳くらいの畳敷きスペース 女将さん手作りというコタツカバーが掛かったコタツが嬉しい〜〜\(^O^)/ さらにお風呂巾着もビニール袋でなく、和風布で作った巾着!後も利用価値がありありがたい心配りです 混浴露天風呂用のガーゼの湯衣着も手作りだそうで、女性も安心して混浴に入れますね(^o^) 食事中にお布団が敷かれていて枕元に風呂敷が…??? 広げてみるとお着替え用の浴衣が入ってました(^o^) そしてお布団にもぐると(・・。)ん?何かあたる…んん??暖かい??? 布団をめくると足元に昔懐かしいブリキの湯たんぽがキルトの布に巻かれて入っていましたぁ〜\(^O^)/ 急遽、同じ日に温泉仲間のカップルさんも塵表閣に泊まるため15,000円の部屋に予約をいれました それで、20,000円と15,000円の違いを比べてみることができたのですが お部屋は10畳一間でこたつや広縁やトイレはあるけど、ごく普通〜の狭めの部屋で 巾着は普通のビニール製、替えの浴衣も湯たんぽもなく、お着き菓子もごく普通のお菓子でした 私らは焼きたての磯部巻き(^o^)さらに夕刊・朝刊サービスもあり、帰りには「一茶饅頭」という箱菓子まで付きました 冷蔵庫も離れは製氷機付きで、中に入っているビールも瓶ビールでした(あっちは缶ビール) 金額の違いがお部屋だけってところが多い中、サービス面でもたいぶ違いがありお得感がありました そうなると気になるのは18,000円コース…次は18,000円のに泊まってみたいな〜 朝夕とも食事は【雪花亭】という個室のお食事処 食事は4人一緒の部屋にまとめてもらいましたが、料理の違いを比べたかったのに 宿との手違いで20,000円コースと同じ料理に合わさってしまいました \(^O^)/やったぁ〜サービスいいね〜って喜んでいたら、精算の時追加料金が請求!(一人2,000円) 予約の際に追加金額のことは一切聞いてなかったそうで、私も食事中に仲居さんに「遠慮なく料理に違いを付けてくださいね〜」と 言ってあったのに、勝手に同じ料理にして勝手に追加料金を請求したのには評価がさがってしまいました 夕食のメインはしゃぶしゃぶ 鍋をメインにすると、他の品数を減らせるので宿は手間が省けて楽でしょうねぇ… で、私としては温泉宿で鍋料理が出るのはあまり好きではありません(一人用の鍋なら大歓迎!) 下の料理画像を見ただけで品数が少ないのが一目瞭然でわかると思います また【雪花亭】入口に果実酒の瓶が置いてあったのに食前酒で出てきたのは日本酒(>.<) 菜の花が挿してある冷ポットを写真で撮ろうと「それ置いていってください」と言うと 「一杯だけのサービスで、お替りは○○円となりますが…」 だーーかーーーらーーー飲みたい人はお金を出しても飲むんだから 料金に含まれている食前酒を日本酒なんかにしないでぇぇぇ〜〜〜〜。。゛(/><)/ ←私の屁理屈 まぁ〜果実酒を人数分洒落たコップに用意するより日本酒のほうが宿は手間が省けるでしょうがねぇ(ーー;) 朝食は箱弁当のような塗り重に豆乳鍋や茶碗蒸し、ヨーグルトなども付き、結構豪華(^o^) 「食後にコーヒーをお持ちしますから」と言われて\(^o^)/ワーイと喜んで飲んだら 何ぃ〜このコーヒー!ぬるっ! ( ̄へ ̄|||) う〜ん…せっかくのサービスもこんなぬるいコーヒーでは評価が下がるだけだと…
湯小屋はロビーと離れの間…食事処の隣の建物になります 男女別内湯から案内看板のように庭内廻遊式の混浴露天風呂がYの字状に広がっています 男性内湯が石風呂で、女性内湯が檜風呂で、(大きさ、作りはほぼ一緒) 源泉100%、非加熱・非加水なのは嬉しいけど内湯はちょっと熱すぎました…夏が恐ろしい(^^;; これがお手製ガーゼの湯衣着 結構短めで、お湯に浸かると妊娠したぁ〜〜状態になります で、立ち上がるとしっかり乳首が透けて見えます それでも混浴慣れしてない女性にとったらありがたい湯衣着ですよね 昔のままなので建付けが悪いのか、私の後ろのドアから露天風呂に出ることを推奨していません Yの字の下側部分…内湯の手前のドアから混浴ゾーンに出なければなりません 暗黙の了解でYの字の先っちょ側…右手が女性、左手が男性のようになっているのですが 露天風呂への出入りが共有部分なので、他の男性がこの共有部分に浸かっていたら入り難いですね 男性はすみやかにYの字の左手先っちょへ移動してくださいね〜 もっとも外来不可だし、客室も10室と少ないので時間帯を見測れば貸切状態で入れると思います 一段高いところに桶風呂があり、ぶくぶくジャグジーになっています すぐ横に「ロイヤルリゾート志賀高原」という高層マンションが建っていて窓から見えそう〜 でも、バブルが弾けてこのマンションにはあまり人が居なそうかな? 一番先っちょにはうたせ湯があります 露天風呂の温度はこの時期なので、私好みのぬるめで長湯が楽しめました Yの字の左手のほうが、さらにぬるめだったので、じっくりとそこで…\(^O^)/ やっぱり混浴露天風呂のぬるめの温泉はいいわぁ〜 今回はいろいろとソフト面でタイミングの悪い部分にあたったけど(私がお酒嫌いのコーヒー好きだったからね〜) 混浴露天風呂を含めた全体の評価は高いし、秘湯系の人にはお薦めだと思います 鍋でなく食前酒も日本酒以外に変更が可能なら、18,000円コースで泊まってみたいな〜 ちなみに「塵表閣本店」というなら、どっかに「支店」はあるの?と思われるでしょう… もう一軒の塵表閣は湯田中と渋の間の安代温泉、共同浴場「安代大湯」の横にありました 外観を見るからにして、泊まるならやっぱ本店だな!と思いました |