平成16年10月31日(日曜日)午後12時頃、宿泊した満山荘の帰りに立ち寄りました 昔、湯田中温泉「わしの湯」に泊まった帰りに野猿公苑に寄ったことがありますが温泉のほうは始めての訪問 駐車場は野猿公苑目当ての観光客でいっぱいでした(地獄谷温泉まで歩いて8分ほど) 食堂の建物と宿泊&お風呂の建物と分かれていて、宿泊しても別棟の食堂で食事をするそうです 地獄谷温泉名物のちまきを黄な粉にまぶして、食べるのはお約束(^o^) 内湯は男女とも小さめですが洗い場もオール木造りで秘湯の湯治宿らしくって素敵ですぅ〜 お猿さんと一緒に露天風呂に入れるということで全国的に有名ですが お猿さんが浸かるのは冬の朝が多いらしくって、普通は浸かってません(^^;; でも途中で橋の真ん中でジーーーーーっと見ているオス猿発見!(実際オスかどうかわかんないけど) 橋からスルスルと段々こっちに寄ってきます…きてます…きてます…飛びました…崖の上に 内湯とは別に露天風呂用の男女別脱衣場があります この日の湯温は相当ぬるく、お湯も相当澱んでいました…潔癖症には無理かも おかげでタオルなしでも身体が透けなくてよかったんですけどね 川の向こうに天然記念物の間欠泉があり散策コースなっていて天気のいい土日は猿もいるけど人間もいます
お猿さんと混浴できるのは冬の寒い朝…とのことで今回は宿泊してきました 一泊二食付き10,545円(税込) お安い価格で“日本秘湯を守る会”のスタンプGETです 冬季は野猿公園駐車場までの道が閉鎖で、上林温泉から平坦な雪道を25分歩いていきます (荷物がなければ看板通り、20分で行けそうです) 雲ひとつない冬晴れに恵まれて「後楽館」に到着 石垣や屋根の上に早くもお猿さん発見! お部屋はすべて2階にあり、全部で13部屋 宿泊金額の違いは部屋のグレードの違いだけで、食事は一緒なので今回は一番安い“すみれ”というお部屋 和室8帖と広めの板の間、テレビ・エアコン・鏡台あり(金庫なし)、トイレ・洗面所(水の蛇口のみ)は共同 角部屋で網戸はなく格子戸だけなので、窓を開けておくとお猿さんが手を伸ばしてきます 障子と窓の間にスーパーの袋を置いてあったんだけど、しっかりちょっかい出されて破られていました お付き菓子は有名なちまき(きなこ付き)、浴衣と足首までの長い羽織が用意されています 外来入浴では入れない女性専用露天風呂(写真左)と家族風呂×2(写真右) 家族風呂は内湯よりたっぷりと白い湯の花が沈殿していました カランがないため、あまりの湯の花で頭を洗うのは躊躇しちゃいました (ボディソープとリンスinシャンプーあり、ドライヤーなし) 食事は母屋の向側の食堂(休憩室?)で一斉に頂きます(夜は6時、朝は8時) 品数は少ないけど鴨鍋がボリュームあり、最後におじやできるよう生玉子も最初っからセットされています この日は7組と食事をご一緒しましたが、おじやにしているグループは他にはなかったけど 鴨肉の味が染み込んだおじやは絶品ですので、おじや分お腹を空けておくといいですよ 朝食時にはセルフでコーヒーサービスがありポイントUP\(^o^)/
露天風呂に注がれている源泉は80℃以上と高く、常に水も投入されているので 冬の時期は、湯温が低く長湯することができました (源泉口で温泉玉子作りに挑戦〜!約8分でとろ〜り温泉玉子の出来上がり) 夜は露天風呂の近くに電灯がなく、男性内湯入口にセンサーがあるだけなので ある程度時間が経つと電気が切れるため真っ暗な中、満天の星を仰ぐことができました 外来入浴では間欠泉を見にきた観光客で落ち着かないのでお泊りするといいですよ〜 残念ながら、お猿さんにとってはもう暖かいのか、露天風呂の縁までは来たけど お風呂に入ってはくれませんでした(雪が降る朝でないと混浴できないみたい???) よっぽどビニールが好きなのか、高価なデジカメには目も触れず、巾着袋をかじりまくっていました 逆にお猿さんに近くに来てほしい時は、スーパーの袋を置いておくと必ずというほど寄ってきます |