混浴の入りやすさ  ★           本沢温泉◆本沢温泉(一軒宿)◆

長野県茅野市玉川2382-5
泉質 硫黄炭酸水素塩泉(内湯)
酸性含硫黄カルシウム硫酸塩泉(露天)
外来入浴料 内湯730円、露天風呂520円
効能 高血圧・婦人病・神経痛・冷え性など
外来時間 夜明けから日没まで
日本最高所露天風呂、標高2150m「雲上の湯」は温泉ファン、
究極の憧れの温泉!
内湯と露天風呂では泉質が違い、ひとつで二度美味しい(^o^)
歩いてしか行けない温泉の代名詞でもある



    

「歩いてしか行けない温泉」で疲れるだろうからお泊まりで行こう〜〜と
平成16年8月7日(土)に重たいリュックをしょって宿泊で訪れました
中央道・諏訪インターから蓼科高原を通り過ぎ、カーブが続くけど絶好のドライブロードをす〜いすい!

写真左の本沢温泉入口の看板を右折してからは…。。゛(/><)/ ヒィ〜〜本当に車乗り入れていいのぉ〜
ダート道というより石コロ道が延々と続く…対向車が来たらどうすんのぉ〜〜(>.<)
\(>o<)/ギャー!タイヤが空滑りするぅ〜〜底打ってるぅ〜手前で車置いてきたほうがよかったんじゃない?
と、泣きたくなるようなすっごい道!助手席でよかったぁ〜自分の車でなくってよかったぁ〜
ギャーギャー叫びながらも対向車ともすれ違わず、無事に駐車場に辿り着きました(約10分ほど)


    

写真左の看板に「4W車以外の車は無理せずここへ置いてください」と書いてあるので
ここまでのあまりのひどい道に懲りた私らはFR車だからここから歩いていこう〜と
徒歩10分という文字を信じて車を置いて歩き始めました…
(; ̄ー ̄)...ン?でもさっきよりまともな道じゃん???
確かにすれ違いが無理そうな道だけど車の乗り入れが少ないせいか轍(わだち)も少なく
FR車でも来れたかも???と思うような道でした(でも雨でぬかるんでたら無理!)
というか、4W車以外ならあっさり一番手前の看板で車を置いて歩いてきたほうが安全かも…
実際は15分かかって写真右のようなゲートに辿り着き、ここからは完璧に歩きオンリーです


    

車を置いた駐車場からゲートまでが急な上り坂で、ゲートからは緩やかな上り坂
木々が生い茂って陽射しを遮ってくれるのであまり汗もかかず比較的簡単な山登りです
歩き初めてから傘が必要なくらい雨が降ってきましたが、普通〜に傘を差してホイホイ歩けます
それでも普段あまり歩かないのとリュックの重たさで何回も何回も時計を見ながら登って行きました
途中、やっと「本沢温泉まであと30分」と出てきて、半分以上登ったんだぁ〜と(^。^;)ホッ
次は「本沢温泉10分」、キャンプ場では「本沢温泉2分」←絶対違う!もっとかかる!




    

駐車場からゲートまで15分、ゲートから本沢温泉玄関まで1時間10分\(^O^)/ヤッターと万歳しちゃいましたが
露天風呂へはさらに歩いて10分と聞いてヘトヘト〜〜としばらく座り込んで動けず…
雨のため、一回も休憩せずに歩き通したから疲れちゃったのかな???

お宿のフロントでは本館個室一泊二食9,400円の宿泊料を前払い
個室といっても案内されたのは2畳くらいしかない小さくて暗〜い部屋
「新館の個室も空いてますから別料金で入れますよ」と言われたけど寝るだけだしぃ〜と却下!

でもボットン便所も洗面所もお風呂場も新館の近くにあり、泊まった部屋からはおっくうになるほど遠かった(>.<)
新館はログハウス風で広くって綺麗でテーブルもあったし、泊まるなら新館のほうがいいかもね〜
金額は11,000円と1,600円アップです(本館相部屋の場合は8,200円)


  

男女別内湯はFRP製の正方形に近い浴槽で、常に蓋がしてあります
炭酸泉そのものの色をしてて温まる温泉で標高の高いこの地ではありがた〜い泉質!
環境保護のため石鹸・シャンプー類の使用は不可、カランもシャワー栓もありません

露天風呂は宿から歩いて10分ほどにある白濁した酸性湯
内湯よりぬるめでこれまたい〜〜いお湯です(^o^)




  

晩ご飯も朝ご飯も食堂で一斉に食べます(晩ご飯=午後6時、朝ご飯午前6時)
晩ご飯は写真のプレートのほかに土鍋で味噌仕立てのうどんとご飯が付きました
温泉宿といっても山小屋だから食事は期待しても無駄!
でもあまりにご飯がパサパサでまずかった(+_+)
高度の高いところでは酸素が少なく沸点温度が低いため、あまりふっくらと炊けないらしい…???
ご飯大好き人間の私でもとてもじゃないけどお替りしてまで食べたいと思わなかった(ーー;)
素泊まりも5,100円でやっているから二食付きにしなくっていいかも…
また泊まりだから荷物が重たくて歩きも苦しくなるので、温泉だけが目的なら日帰りのほうがお薦めかな




    

露天風呂は宿を出て右手の山のほうへさらに登って行きます
登り初めて7分ほどで開けた場所に出てきて、写真中央のような木々がうっそうとしている細道に入って行きます
木のトンネルを抜けると露天風呂がある谷川が目の前にパ〜っと広がって見えて、そこからは降りて行きます
よっぽど雨続きでぬかるんでいなければ宿のスリッパやサンダルで十分行けます

  

木も草も生えてない岩壁を降りると囲いも脱衣場もな〜んにもない露天風呂がポツン!
一回目は午後4時半で小雨が降っていたので服を入れるビニール袋を持参し、傘の下に置いておきました
晴れていればL字型の木枠に引っ掛けたり、石の上に置いて置くこともできます
木の浴槽だけど底は自然そのままで細かい砂利になっています
白濁した酸性湯はお肌にちょっと強いけどいかにも秘湯〜〜といった感じで感激〜(*^o^*)


  

二回目は夜中の3時半!ずっと雨だったのに星が出てるぅ〜とのことで
懐中電灯を持って露天風呂へ…
さすが日本一標高の高い露天風呂!空が近くて満天の星は綺麗でしたぁ〜

チェックアウト後の8時に陽が射してる画像を撮りに行こう!と三回目の露天風呂へ
これだけ小さい湯壷だと、不思議なもので自分が先に入っている時は次の人(男性)が来たら
「ど〜ぞ、ど〜ぞ、入っていいですよ〜」と言えるのに、先に入っているとつい躊躇してしまう(ーー;)
すでに裸を見られている後で着替えるのは何とも思わないけど、服から裸になるのは…戸惑うなぁ〜
かといってまた出直すにはアップダウンの山道は辛すぎる…
よって下界でしっかり混浴修行をしてから本沢温泉へ出掛けましょう"\( ̄^ ̄)゛ハイ!!





二人ならちょうどいいけど
4人になると…窮屈そう〜〜


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