政山の中にある温泉宿としては珍しいくらい大規模な建物で収容人数200名を誇り、館内の3箇所にお風呂があります 玄関には『秘湯・越中山田温泉と白川郷五箇山バスツアーの旅(JTB)』の看板が掲げてありました こちらはロビーから左手に行った「元湯夢殿」仲良く男風呂と女風呂ののれんが掛かっています 写真右は「元湯夢殿」の女性専用内湯 地下へ降りる廻り階段があり、そこを降りると混浴岩風呂があります 写真真ん中のように地下の岩風呂は混浴だと看板に明記してありました ※現在は男性専用風呂となり、混浴廃止となりました 館内の案内図を見ると本館の4階に「プール」と書いてあったのでエレベーターに乗って偵察に行くことに… 温泉ガイドブックには「温泉プール年中泳げる…」ようなことが書いてありましたが、水はなく空っぽでした 旅館のパンフレットには25メートル4コース、夏季のみとなっていました ロビーから右手に行って階段を降りると男女別の大浴場があります。ものすごい湯気でまったくデジカメ撮影は不可能 脱衣場だけを撮影してきましたが写真右の脱衣カゴの向こう側が浴槽で、眼下に雪景色の山田川が望めます この大浴場湯壷はひとつしかありませんが結構デカいです 大浴場をさらに右に進み、山田川に架かる連絡通路橋を渡ると男女別の露天風呂とかま風呂があります かま風呂の中を覗くとゴザと枕が…サウナみたいに熱くなく長い時間寝転がっていた年配の女性に 「汗でますか?」と尋ねたら「な〜ん、でんでん」(いいえ、出ませんよ)と言ってました(笑) 中は息苦しくもなく長時間裸で昼寝ができるような温度。遠赤外線効果できっと体の芯からぽっかぽかになるのでしょう 訪れたのは平成15年2月8日、さすが牛岳スキー場の近くとあって岸辺には雪がたくさんありました でもこの山田温泉へ行くまでの道は綺麗に除雪されていて普通に運転して行けます 残念ながらこの山田温泉:玄猿楼は露天風呂は混浴ではありません 源泉温度は44度なので冬の露天風呂ではとってもぬるく、そのおかげで随分と長い時間浸かっていれました この日は冬場としては最高気温が10度以上あり寒くはありませんでしたが、真冬日では源泉44度では辛いかも… 写真右の青いシートはちょっと興ざめですが、この露天風呂は夜の10時までしか入浴できないので 雪が降りそうな夜はお宿の方が湯壷にシートを被せて露天風呂が雪に埋まるのを防いでいるのでしょう 露天風呂の廻りは木の塀で囲ってありますが屋根はついていません 混浴岩風呂「元湯夢殿」は地下へ廻り階段で降りると男女別の脱衣場があります 張り紙に脱衣場に靴のまま入らないで廊下で靴を脱いでくださいというような注意が書いてありました でもそのおかげで脱衣場のドアが閉まっていても人が入っているか入ってないか判断ができます 私が行った時は男女とも脱衣場前の廊下に靴やスリッパは置いてありませんでした 脱衣場は藤製のカゴが8つと洗面台だけのシンプルな作り 脱衣場からガラス製のドアを開けるとムワァ〜〜とした岩風呂に 地下にあるため窓もなく蒸し蒸し状態で薄暗くデジカメで数枚撮影はしたけど結果は真っ黒け(フラッシュ焚いても) 写真中央が混浴の岩風呂ですが玄猿楼さんのホームページから拝借してきました<(_ _)> 岩風呂と言っても一部に人工的に岩を積んだだけでした 浴槽のヘリは大理石。側面は普通の細かいタイル、底は石敷きタイルでした この岩風呂の左手に20段ほどの階段があり、階段を登ると写真右のような全面ガラス窓の内湯があります お猿さんにちなんで真ん中にお猿さんの石像がありそこから源泉が流れ落ちていて竹製の柄杓があったので 飲んでみたらしょっぱかったけどゴクゴク飲める美味しい源泉でした ただし混浴の岩風呂はうす暗いといえ熱気で長く浸かってもいられないし、誰もいないわ〜と油断していると 内階段から足音もたてず男性が降りてくる可能性もありますから入りにくい混浴と言えるでしょう
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