秘湯のイメージが強い燕温泉ですが、案外アクセスは簡単です 3年前にやっと上信越道が全線開通して上越ジャンクションで北陸道と繋がりました 金沢から上越まで1時間40〜45分ほどで行けますし、妙高高原IC〜上越JCTまでもホンのちょっとです 立派な国道18号から関・燕温泉とでっかい看板もあり、曲がる交差点を間違うことはまずありません 関温泉を通過して山の上へ上へと車を走らせますが、舗装もしっかりした道幅も結構ある走り易い道でした 燕温泉へは画像左の立て看板のように宿泊者以外は下の駐車場に停めて、急な道を歩きます 本当に一般車両の停めるスペースは温泉街にはありませんので諦めてこの駐車場に停めてください [河原の湯]と[黄金の湯]へ行くために燕温泉街の急な坂道を200mくらい登りますが、 両脇のお土産屋さんや旅館などを見ながらふくらはぎを痛くしながら歩いてください きっと誰もが「もう歳だな〜息切れがしてきた…」と思うはず(笑) 登りきったら画像左のような案内板が見えてきます 訪れたのは平成15年6月16日(月曜日)の午後2時過ぎ 案内看板から踏み固められた砂利道を10分ほど歩きますが、平坦で道幅もあるのでとっても歩き易い! 谷の反対側にはちょろちょろの滝の下にはまだまだ雪の残骸が…そして画像右の吊り橋が見えてきます ちなみに開湯するまでは吊り橋の板を積雪から守るために外されているそうで、 雪が少ない年でも個人判断で出掛けると橋を渡ることができませんので 5月に行く場合は、燕温泉組合などに電話確認してからお出掛けしてください 吊り橋を渡りきったら、すぐに[河原の湯]という小さい看板が右手にあります ( ̄ー ̄?).....??アレ??これは「河原」という漢字使ってますね???じゃ〜【河原の湯】で統一します(笑) 吊り橋をくぐるように下を歩いて行きます…段々一人しか通れないような細い山道になってきます… 管理人がいないので日没後でも浸かりに行く方がいるそうですが足元には十分お気を付けて! 山道のすぐ側には細い川が流れてますが、大雨の時は水かさも増え 激流になることもあるそうなので、晴天が続いたお天気のいい日にお出掛けください カーブを曲がると画像右のようなブロックを積み上げた脱衣小屋と[河原の湯]が見えてきます
脱衣場は湯壷の先のオープンな簡易脱衣場と、ブロック造りの屋根付き男女別の脱衣場と二箇所あります 小屋の足元はジト〜と濡れているので男性はオープンの簡易脱衣場で着替えたほうがいいでしょう 屋根付き男女別脱衣場は扉が途中までしかありませんが、首から下は隠れるので安心して着替えてください 貼り紙にもあるように「水着やバスタオル着用」は禁止されてます お湯の色は青白く浸かってしまえばまったく見えませんし、ぬるいので肩までこっとり浸かっていられます 湯壷の作りもいかにも自然を利用したという感じでよくよく探せばお湯の底に腰掛け易い岩が沈んでいたりします 右側の写真の下にはお尻が痛くならない平べったい岩がありました 岩に腰掛けてちょうど胸が隠れる高さなのでここはお薦めの場所で〜〜す(^o^) ただし、温泉に浸かるまでが問題です(ーー;) 青白い色のおがげで湯壷の深さがわかりません…脱衣場の前にアルミの脚立が沈められています… 温泉に浸かっている方からは下から見上げるような位置になりますのでタオルを腰に巻いたとしても見えちゃうかも^^ 腰に巻いて、さらにタオルと縦にして前を隠すといいかも知れませんね 画像真ん中が脚立の上から2段目に足を架けている状態です 画像右が3段目に両足を架けているところです。あともう一段足を出せば湯底に到達ですっ さ〜みなさんも頑張って入りましょう〜〜〜〜 この混浴露天風呂は結構気合が必要です…期間限定でアクセスよくって秘湯で色付き温泉… 平日でも早朝でも日没後でもまず誰かしら浸かっていると思ってください しかもぬるめなのでみんな長いこと浸かっています(2時間でも3時間でも) 先客が出るまで待とうにもそう簡単には帰らないでしょうし、続々と後続客がやってくる場合もありますので 混浴慣れしてない方が最初の混浴挑戦場として選ぶのはやめておいたほうが無難です(^^;; |
[河原の湯]への往復と入浴に1時間くらい要し、[黄金の湯]の看板があるところに戻ってきたのが午後3時 だいぶモヤが出てきました。たぶん温度は22度くらいでしょうか? 温泉街から急な階段を登り、さらに舗装された急な坂道を登る… 平成7年に立てられた【開湯百周年碑】があったので今は開湯108年ということか…(* ̄- ̄)ふ〜ん [黄金の湯]の先に滝を見る展望台があるので、入浴目的でない人達もうろうろするらしい??? ←男/女→と岩に書かれた[黄金の湯]が見えてきました 坂は急だけど温泉街から3〜5分で来れます 男風呂はハイキング者からも丸見えですが、女風呂はよしずでしっかり囲まれていますのでご安心を! 男女別脱衣場は屋根付きで簡単な棚の仕切り板が通してあるだけで脱衣カゴはありません 画像左が女性専用露天風呂 男性専用露天風呂の脱衣場は湯壷から丸見えですが、女性用はよしずで囲ってあります 綺麗は青色の温泉で、お湯の温度は河原の湯よりも若干温かい(^o^) 岩で囲まれた湯壷には人工的に一段腰掛ける段が付いていますので ここから足を踏み出せば湯底がみえないけど安心です 河原の湯よりお湯の高さが低いので湯底にこっとりお尻を付けることもできます でも動くと沈殿している湯の花が舞い上がってきます… かき玉子スープみたいな黄色い塊りがプカプカ漂ってきますが、五色温泉のひじきよりは美味しそうです(笑) [黄金の湯]は男女別のようで混浴露天風呂のような… 男女を隔てるようによしずが立て掛けて有りますが、ご覧のように体一つすっぽり入る隙間が(笑) この部分から簡単に覗けますので絶対に見られたくない女性は脱衣場の近く辺りに居るといいでしょう 逆にカップルの方はこの隙間からお話し合えば楽しいですね(*^o^*) そして写真右のようにハーイ(^O^")/って手を振ることもできます(笑)
以前、男女の仕切りはよしずだけだったけど、石の塀ができていました |