糸魚川インターから白馬方面にR148号線を進むと道看板が3箇所くらい出ているので容易に辿り着けると思います 川を越えて写真中央の看板がある山道へと右折します JR大糸線の駅まで行ったら行き過ぎですので戻ってくださいね〜私も行き過ぎてUターンしてしまいました(-_-#) 訪れたのは平成15年7月25日の金曜日午後1時頃 実は一ヶ月前にも蓮華温泉へ行こうとして蓮華温泉まで21.6キロの看板から1キロも進んでない最初のヘアピンカーブが 曲がりきれずに溝に前後のタイヤを落としてしまい、JAFを呼んで救出作業をしてもらい この先の山道走行はスペアタイヤでは無理とのことで断念したため、今回は2度目の挑戦でした (写真右では前回のことを思い出し嘘泣きしてます^^) 天気はあいにくの小雨模様…傘が必要なほどは降っていませんでしたがガスが出て肝心の景色が望めませんでした 蓮華温泉駐車場の先は車両侵入禁止なので歩いていきます。露天風呂一周の全工程は1.5キロくらいかな? 赤い建物が男女別公衆トイレでトイレットペーパーも設置してありました 一軒宿の蓮華温泉ロッジまで3〜5分くらいで、ロッジへ行かずそのまま進もうとすると 写真左のように「こちらからは野天風呂へは行けません」という立て看板の通り、本当に行けませんので ちゃんとロッジへ向かってください(白馬大池への登山道ですから) ロッジの横に写真中央のような小屋がありますので、その小屋の裏へ回ると露天風呂へ行く山道があります 写真右の看板があり右回りでも左回りでもグル〜っと4つの露天風呂巡りができますが、左のほうへ進んだほうがいいと思います 何故なら一番最後の〆を重炭酸土壊泉の【黄金の湯】で締めたほうが気持ちがいいからです(^o^)
まるで岩の階段のような山道をハァハァゼィゼィ言いながら登ること10分弱 下手すると見逃すかのようにちっこい露天風呂が左手に突如現れます。その名は【三国一の湯】 山道の途中にありますので単なる登山の人に見られながらの入浴となります ご覧のように脱衣場もなければ屋根もなし…岩の上に服を脱いでおっぽっておきます いつ天候が崩れるかもわかりませんので服を置くビニール袋などを持参したほうがいいでしょう 木でできた湯壷で源泉はちょろちょろ程度しか出ておらずチョ〜〜ぬるめです 外気温では入れないほどぬるい場合がありますので服を脱ぐ前に手を突っ込んで温度を確認したほうが無難ですね〜 この日は半袖でも十分の気温20度ほどありましたので山登りで汗をかいた身体には心地よいぬるさでした ご覧の通りとても小さいので他の人が入っていたら遠慮したくなりますね^^ 【三国一の湯】から、さらに山に登ります。若干歩き易い広めの山道です 【仙気のゆ】と【黄金の湯】と分かれ道に看板が出ていますが、必ず【仙気のゆ】のほうへ進んでください 歩くこと約5分で広めの平原が現れ、その真ん中に【仙気の湯】があります ここが一番大きめで気持ちがいいので【仙気の湯】は後回しにして、先に【薬師の湯】に向かったほうがいいかも 【仙気の湯】のすぐそばに写真左の【薬師の湯この先100m】の看板があります ごつごつした岩肌のみえる山にロープが張ってあり、なんとなく階段ぽくなっていますのでそこをホイホイと登って行くと これぞ天然の野湯っていった感じの露天風呂が見えてきます 天気がよければアルプスが一望できただろうに、まったくモヤって景色は見えず…ん〜〜〜〜残念! ここは源泉が流れ出している筒や水がないので、4つの中では いつも一番熱いです こちらが【仙気の湯】一番最初の【三国一の湯】からは5分程度 4つある露天風呂のうち、一番大きくって10人くらいは入れるでしょう 回りに何重も木が敷いてあって腰掛けても痛くないのでありがたいです(^o^) 4つ全部に浸かる登山者はあまり居ないようですが、みなさんここの【仙気の湯】だけには必ず入っていくようです 白いパイプからは源泉が流れ落ちていて、さらに黒いパイプからは水が出ています 水が出ている黒いパイプは自由に動かせるので熱ければ湯壷に落として、ぬるければ排水溝のほうに流して…と 各人が好きな温度に替えられるのでとても入り易いです 【仙気の湯】からは下るだけなので結構楽ですが、足場は相当悪くなります 雨の日だとすってんころりんしそうな山道で次の【黄金の湯】までも距離があります ですので最初に右に進むと登りが相当辛いので左に進んだほうがいいんじゃないかな〜と思いました この時は風邪を引いていて寒くはなかったのですが鼻水ジュルジュルで歩きながらも鼻をかんでいました(ーー;) 【黄金の湯】は重炭酸泉で他の3つに比べたら真湯のように綺麗なお湯で湯の花も少なく 一番最後に浸かって今まで身体に付いた湯の花を洗い流して服を着るのにベストのお湯です アブはほとんどいませんでしたが、この【黄金の湯】が一番林の中にある!っていった感じで小さい虫がいっぱい飛んでいました 刺されて痒くなるような虫ではないので心配することはありませんが濡れた身体に結構止まってきます 脱ぎ捨てた服にも虫がたかってきますのでビニール袋を用意して行ったほうが無難ですよ〜〜 木の筒から流れ落ちている源泉は上の【仙気の湯】よりずっとぬるくて酸っぱさもなく透明でした こちらも山道のすぐ脇にあり、山へ登る一本道の途中にポツンをあるので単なる登山者からは丸見えです お湯が透明で体が浸かっていてもハッキリと見えるので浸かるのを躊躇する女性も多そうですが泉質が他とはまったく違うので こんな山の中まで来た以上は是非浸かっていってほしいものです 薄める水はありませんが、一番いい湯加減でしたね〜〜 【黄金の湯】からあがってちょんちょんと山道を下るとロッジが見えてきました 【黄金の湯】とロッジは案外近いみたいですね〜〜ここ蓮華温泉は純粋な山男や秘湯ファンが訪れるところなので 無粋な輩もほとんど居ないのでできれば4つとも浸かる事をお薦めしますが土日はやはり相当な人出があるようです 天候不順や人が多すぎて全ての露天風呂に入れなかった場合は是非内風呂の利用もお勧めします |