昭和28年に佐梨川の河原をボーリングしてラジウム泉33℃の温泉を掘り当て開業した「駒の湯山荘」 以前は完璧なランプの宿として秘湯ならではの情緒をかもしだしていたそうですが 今は自家発電で各部屋、廊下にも電灯が点いています でも、宿泊予約の際に「ランプを…」とお願いしておくとお部屋にランプを用意してくださるそうです 外来入浴料は500円ですが、写真右の日帰り入浴施設の内湯しか利用できません (旅館のお部屋を借りて日帰り休憩として一人3000円ほど払うと旅館の混浴露天風呂も利用できるそうです) 日帰り入浴施設です 男女別の脱衣場とそれに続く内湯があります 「混浴風呂」と看板はありますが、二つの浴槽はほぼ同じ大きさで実質、男風呂・女風呂と分けられています また2階には畳敷きの休憩室が500円の入浴料のみで利用できます 日帰り入浴施設の内湯です やはり、こちらも33℃の源泉と加熱槽の二つがセットとなっています 山荘という名前にしてはお宿は手入れが行き届いていて、サービスも満点! 訪れたのは平成15年9月4日午後6時にチェックインし、撮影は翌朝5日に撮りました ちょうど【日本秘湯を守る会】の会長・佐藤さんと【清津峡温泉・清津館】のご主人がお泊まりされていて ロビーで購入した「日本の秘湯」の本に直筆サインを頂きました\(^o^)/ワーイ またロビーのこじんまりしたコーヒーやお茶のサービスがある一角に「寄せ書ノート」があり “石川のお姉さんで〜〜す”と新しいノートの1ページ目にしっかり書き残してきました(笑) わずか15室しかないお宿で新館一階には囲炉裏が付いたお部屋もありますが 今回お泊まりしたのは本館二階の6畳の和室 佐梨川に面していて、テレビもないので夜は川の音だけ…という俗世界を離れた静かのひと時が味わえます 夕食・朝食とも一階の食堂で他の宿泊客と同じ時間に頂きます ただし夕食は到着時間に遅れたので特別に食堂横の和室に用意して頂き、ゆっくりとお食事させてもらえましたぁ〜 夕食で画像に写っていないものでは岩魚の塩焼きと鍋ごとの具だくさんの味噌汁がありました 朝ごはんも一般的に山荘と言われる宿に比べたら、品数もありお姉さん満足、満足(^o^) お部屋のお茶菓子は新潟名物の笹だんご〜〜〜〜(^o^) 写真中央が夜も朝も一グループに一つ、鍋ごと出る味噌汁(画像は朝食の鍋) そして朝食後はロビーにてコーヒーのセルフサービスがありました コーヒー好きのお姉さんとしては和食でも食後にはコーヒー飲みたい派なので嬉しかったですぅ〜 コーヒーカップがとっても小さいので3杯飲んじゃった( ̄∇ ̄*)ゞエヘヘ お風呂は館内に4箇所あり、すべて同じゾーンにまとまっています ロビー右の廊下に写真左のお風呂の案内看板が天井からぶらさがっていて ドアを開けると急な階段が… 階段を降りてそのまままっすぐ進むと女性専用内湯&混浴内湯貸切露天風呂が2つあり 右手のドアを開けて川沿いへ降りていくと混浴露天風呂があります そして女性のために紺色のジャージ生地のような大判の布が「ご自由にお使いください」と置いてありました 女性専用内湯&混浴内湯です 脱衣場は男女別で脱衣場の中に写真中央のように漫画や単行本が置いてありました 33℃のぬるめの温泉は2時間ほどじっくり浸かるといいらしく長湯するために漫画を用意してあるようです 混浴内湯には女性専用脱衣場から直接行くことができます どちらもほぼ同じ大きさで実質、混浴内湯は男性用内湯となっているようです でも旦那さまや彼氏と一緒にお風呂に浸かりたいと思う女性にとっては 「男風呂」と称してあるより「混浴風呂」と書いてあったほうが断然入り易いのでありがたいですね〜 冬季休業する温泉宿ですが春や晩秋は露天風呂では寒いので内湯の混浴があると 一緒に浸かれるので嬉しい配慮ですね〜じっくり長湯をして効能を味わう温泉なので 男女バラバラに浸かるより一緒にお話しながら浸かっていたいものです(^o^) みなさん、時間を忘れて浸かってしまうのでしょう…壁には掛け時計がありました 2箇所ある貸切露天風呂です(下のほう) どちらも内側から鍵が掛かるので混浴が苦手なカップルにはもってこいですね(^o^) まずは階段を降りていくほうの貸切露天風呂の画像です 貸切にしてはとても大きな露天風呂でやはり33℃の源泉と加熱槽のセット 川沿いにあるので景色も抜群です(^o^) この露天風呂だけ排水の関係で石鹸、シャンプーが利用できません もうひとつの貸切露天風呂です(上のほう) これまたでっかい露天風呂とテラスがあって貸切してちゃ〜申し訳ないほどの広さです 長湯する方が多いので、下手するといつ行っても鍵が掛かってる…ということもあり得るかも 毎分2000リットルというもの凄い湧出量でお湯が谷底にドバドバ大きな音を立てて流れ落ちていました 階段を降りていかなくていい位置にあるのと一番広い露天風呂なので ここの一番人気の露天風呂でしょうね 混浴露天風呂へは外履きに履き替えて石の階段を川のほうへ降りて行きます よしずに囲った露天風呂と男女別の脱衣場が左右にありますが 階段を降りて行くと自動的に女性専用脱衣場へ到着してしまうのです(ーー;) 私自身も緑の案内板に気付かず、トントンと階段を降りて何も考えずに着替えをしました きっと間違えて女性専用脱衣場で着替える男性もいるでしょう… 脱衣場の位置を交代させるといいと思いましたね〜
混浴露天風呂は一番小さい浴槽でした 33℃の源泉槽は3〜4人で窮屈に感じるかも^^ そして加熱槽は一人用といった感じ…カップルなら一緒に浸かれますが 他人なら例え同性でも時間をずらそうと誰もが思うような小ささです 階段を2つも降りてくるだけあって川はすぐ近くで一番自然美を満喫できる露天風呂ですね 飲用のコップが置いてあり、ドバ〜〜と流れ込んでいる源泉を飲んでみましたが 無味無臭で特に特徴のある温泉ではありませんでしたが この混浴露天風呂は他のお風呂より体に細かい気泡が付き、つるつる〜とした感触がありました 加熱槽は寒い時期だとどんどん冷めていくので、適温になるまで自由にお湯のカランを開けて 温度調節することができます(結構熱いお湯が出ます) また混浴露天風呂だけにジャグジーのようにブクブク装置が付いていて 無色透明なお湯だけどそのブクブクのおかげで体の線がモロに見えないので女性も安心かな? お宿自体が湯浴み着を推奨してくださっていて、用意してある湯浴み着を巻いて浸かれるので 混浴初心者でも抵抗なく混浴露天風呂を楽しめると思います まずはこの「駒の湯山荘」のように湯浴み着があるところから挑戦すればいいですよ〜(^o^) またランプの宿らしく、夜はほんのりとした明るさのランプなので夜なら湯浴み着なしでも恥ずかしくないかも
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