混浴の入りやすさ  ★★★★★        祖母谷温泉◆山小屋祖母谷温泉(一軒宿)◆

富山県下新川郡宇奈月町黒部奥山国有林
泉質 単純硫黄泉
外来入浴料 500円
効能 神経痛・胃腸病・婦人病・皮膚病など
外来時間 トロッコ電車の運行している間
黒部峡谷鉄道の終点「欅平」から歩いて40〜50分の秘境にある一軒宿で登山客専用の山小屋…「ばばだに」と呼びます
キャンプ場も併設されていて、
近くの川では手堀り露天風呂も楽しめます




    

片道1500円ほどの高〜〜いトロッコ電車でついに終点「欅平」に辿り着きました
去年は途中の猫又で大きな土砂崩れが起き、復旧作業に手間取り、途中駅黒薙までしか行けなかったのです

観光シーズンになると多くの観光客が訪れる「欅平駅」は深い峡谷にありながら
売店や食堂などある大きな大きな駅舎でした(ドコモなら3本バリバリ通じます)
12両編成のトロッコでも土日は満席で、すんなり乗れないほど人気がある観光スポットでもあります
終点「欅平」からは歩いて15分〜20分の猿飛山荘と名剣温泉と、この祖母谷温泉と5時間かかる阿曽原温泉など
秘湯の名に相応しい温泉があります!是非一度トロッコ電車で行く温泉巡りにお出掛けください


    

写真左の「奥鐘橋」は全長66M、幅2.7M、川までの高さが40Mあり、昭和37年7月に完成した橋です
この「奥鐘橋」を渡って緩やかな登り坂を延々と歩きますε=( ̄。 ̄;A フゥ…
途中、15分後に秘湯を守る会の宿「名剣温泉」があり、日帰りの方は名剣温泉で引き返す人がほとんどです
名剣温泉からもさらに登り坂が続きます…途中写真右の祖母谷温泉まで15分の案内看板を見てC=(^◇^ ; ホッ!


    

ず〜っとず〜〜っと峡谷沿いの登り坂を歩いて汗びっしょり
訪れた平成15年9月14日は太陽サンサンの超暑い日で重い荷物を抱えてみんなグッタリ(ーー;)
40分ほど歩いて写真左のトンネルに入ったら涼しくて生き帰るようでした
そしてトンネルを抜けたら川向こうに祖母谷温泉らしき建物が見えてきて感無量!\(^O^)/ヤッター
でもでもまだまだ歩かないといけません…最後に山奥に相応しくないような立派な鉄橋を渡ってついに到着!



苦労して辿り着いた後の温泉って
なんて気持ちがいいんだろ〜(〃´o`)=3 フゥ



    

祖母谷温泉は一泊二食付きで8000円、素泊まり5000円、外来入浴料500円、キャンプ場が500円
今回はミニオフ会として4人でキャンプをすることになり、一人入浴料と合わせて1000円のお支払い〜〜〜〜
お宿の玄関の横には写真左のような休憩所と男女別のトイレがあります
階段を降りると写真右の囲いがしてある女性専用露天風呂と混浴露天風呂があります


  

女性専用露天風呂…といっても川側が大きな岩で目隠しされてオープンな以外は
3辺とも囲われており、屋根も全面に付いています
出入口は2箇所あり、キャンプ場からの出入口には「男性入室禁止」の札が掛かっていました
お湯、水ともカランはなく、湯壷のお湯を汲んで体を洗いますが
相当の湯の花が浮いていて、洗髪には向かないようです


  

こちらが男性露天風呂…といっても混浴露天風呂みたいなもんです(笑)
山奥の大自然の中の温泉なので性別問わずみ〜んなでちゃっぽんですね〜
屋根は脱衣場の部分しかありませんし、階段の上からもキャンプ場からも丸見えです




  

露天風呂は2槽に分かれていて脱衣場に近いほうが若干熱めで奥のほうの小さい湯壷はぬるめでした
源泉は90℃以上なのにしっかり適温に管理されていて感謝感激ですっ!
重いキャンプ道具を担いで、山道を登ってきた後にちゃっぽんした温泉は最高でしたぁ〜
今は簡単に車を乗り着けて行ける温泉ばかりですが、車で行けない温泉の気持ち良さは行った者でないと
わからないでしょうね〜本当に最高ですっ!全国の皆さん!是非、祖母谷温泉にいらしてみてくださいね!(^^)!


  

夜は満天の星空のもと、ぬるめの温泉に3時間浸かっていました
これが熱い温泉だったら露天風呂とはいえ、のぼせちゃって無理だろうな〜
でも山の温泉は時期と天候次第…寒い日や雨の日はいまひとつかも知れませんね
この祖母谷温泉だったら混浴が初めての女性も自然と入れるかと思います





温泉があればキャンプも楽しいですよ〜


混浴の入りやすさ  ★★★★★        祖母谷温泉◆河原の露天風呂◆

富山県下新川郡宇奈月町黒部奥山国有林
泉質 単純硫黄泉
外来入浴料 無料
効能 感無量に陥ります
外来時間 陽が昇っている間
山小屋・祖母谷温泉から歩いて5分ほど上流にある河原の手堀り露天風呂
源泉は大火傷をしそうなくらい熱いけど、適温の湯壷を見つけた時は最高の気分に浸れます




    

案内板に従って上流の方へ歩いていくと、もうもうとした湯気が立ち上がっていて期待大!
でも河原のあちこちに写真右のように「危険ですのでご遠慮ください」の看板が…
川が深かったり、激流だからかな〜と初めは思ったけど、「祖母谷地獄」の文字通り、そこは地獄絵巻きのよう(ーー;)
100℃近い源泉が湧き出しているところは河原の石が黒こげ状態で
もし謝って落ちたら全身大火傷で即死だろうな〜という箇所がいくつも…危ない、危ない。。゛(/><)/ ヒィ

  

ホント、川のすぐ近くじゃないと熱くって、熱くって手も足も出ない状態
とりあえず浸かれないけど恰好だけ撮影しておこうか〜と服をパッパラパ〜と脱ぎました
火傷するよりはまだ冷たいほうがマシ!と写真左のように川に足を踏み入れましたが
山側から注ぎこんでくる源泉のほうが熱くってo(><*)oダメッ!!o(><)oダメッ!!o(*><)oダメッー!!
足を乗せている石も熱されていて、川の水なんて何の役にも立たないほどアッチッチ〜〜
仕方ないので大きな岩の上でポーズだけ取って、いったん服を着ました



ついに見つけた適温の場所!
注意看板が2つあるところが目印




    

硫黄泉らしく、まるで玉子素麺のような湯の花にお目にかかったのも初めてでチト感動〜〜
河原の露天風呂入浴を断念して、次は温泉たまご作りに挑戦!
この玉子は下界の宇奈月町で買ってきたもので、プラスチックのお椀型の容器に玉子が入っています
湯底に真っ黒に焼けた石がある湯溜まりに浸けたら、プラスチック容器がグニョグニョになってしまいました
ひっくり返すにも熱くって、回りに落っこていた木の枝でひっくり返さないと火傷しそうなほどの熱湯!
約15分ほど浸しておいてから、玉子を割ると、なんとま〜立派な温泉たまごの出来上がり〜\(^o^)/ワーイ
まるで売り物のようにとろ〜〜りと仕上がってお姉さん、感激っ!


  

その後、もっともっと川の水と合流してる箇所を探そうと、若干下流に移動
パッと見、川そのものに見えるけど手を突っ込んでみたら、適温も適温!最高〜に適温の場所を発見!
\(^O^)/ヤッターともう一度、服を脱いでちゃっぽん
もう〜〜〜気持ちいいったらなんのって、言葉にならないほどの感動でしたぁ〜
ここは土日でもほとんど人が居ないし、水着でもまったく違和感がないところなので
適温の場所を見つけたら、即座に飛び込みましょう〜〜〜〜





この黒いホースで祖母谷温泉と
名剣温泉にお湯を引いています


黒部の秘境温泉                  名剣温泉◆名剣温泉旅館◆

富山県下新川郡宇奈月町欅平
泉質 単純硫黄泉
外来入浴料 600円
効能 神経痛・筋肉痛など
外来時間 午前10時〜午後4時
黒部峡谷鉄道の終点・欅平から歩いて15分ほどの「日本秘湯を守る会」の宿
男女別の露天風呂




    

バスツアーでよっぽど自由時間があるか、個人旅行の人は欅平に降り立つと
猿飛山荘か名剣温泉へ外来入浴する人が結構います
どちらかというとこの名剣温泉のほうが「日本秘湯を守る会」のお宿ということと
露天風呂からの景色がいいので、名剣温泉のほうが人気があるかな〜???
玄関脇から露天風呂ゾーンへと階段を降りると宿泊者だけが利用できる貸切風呂があります


      

さらに川沿いの通路を進むと、すだれに囲まれた男女別の脱衣場&露天風呂があります
男性専用露天風呂は大きな岩作りの豪快なもので
女性専用露天風呂は深い峡谷に面していて景色がとてもいいです



トロッコを降りたら名剣温泉にレッツゴ〜!



  

シーズンの土日は黒部トロッコの観光客で名剣温泉も賑わっているので
なかなか露天風呂の全貌が撮影できませんでした
ここは1800m離れた祖母谷温泉から源泉を引いており、富山では珍しい硫黄泉です
訪れる人数のわりには狭さを感じさせる露天風呂ですが、せっかくトロッコの終点まで来たのなら
祖母谷温泉とセットで入浴されることをお薦めしま〜す!(^^)!


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