かんの温泉と鹿の湯&然別野天風呂へ行く別れ道には写真左のように目立つ看板があります 別れ道から1.3キロで「然別峡野営場」という大きな駐車場にぶち当たるので、そこに車を置きます その駐車場から「鹿の湯」までは写真右のように250m 橋を渡って行くのですが、鎖が通してあって露天風呂の協力金を求める木箱がありました 橋を渡って歩いていくと、そこら辺一体はキャンプ場となっており、トイレや炊事場もあります 「鹿の湯」はまったくの無人露天風呂ですのでトイレはここで済ませていきましょう この炊事場から石段を降りて川沿いに向かって歩きます シイシカリベツ川に迫り出したように「鹿の湯」があり それ以外に.人が一人用の小さい湯壷が山肌にありました
3つの湯壷はみんなとても近くに集まっていますが、この小さい湯壷は「夫婦の湯」と呼ばれていて 温度が高くてバケツで川の水を汲んで下げないと浸かることができないでしょう かろうじて写真左のほうは腰まで浸かることができましたが 写真右のほうは足を突っ込むこともできませんでした ただし、冬ならばこの「夫婦の湯」のほうが適温になるのかも知れませんね メインの「鹿の湯」は直径2〜3メートルの円形で適温でした 熱くもなくぬるくもなく雨の日でなければゆっくり浸かっていられそうです 黄色い網が置いてあり、浮遊物があれば自分で取り除いて下さいね 秋になれば相当の落ち葉が露天風呂に浮かんでいそうな自然いっぱいの「鹿の湯」です ただし、大雨の後は水没していて入浴不可能なこともあるので要注意! |
「鹿の湯」から然別峡峰越線というダート道を進み、いでゆ橋を渡ったすぐ先を右折 車一台しか通れず、もし反対方向から車が来たらどうするのぉ〜???と行った山道を約200メートル 行き止まりに車がUターンできるほどのスペースがあり、写真中央の看板が目印! 写真右のようにユンヤンベツ川の上流は砂防ダムとなっています 熊笹が生い茂る道なき道を川に向かって降りていきます 横に長い岩を並べた湯壷があり、湯温は適温 お湯も綺麗だけど、底は泥なので足を踏み入れるとムワァァ〜〜とよどみます… 訪れたのは平成15年8月28日の午後4時過ぎで太陽が雲に隠れて薄暗かったです
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綺麗な色をした野天風呂だけど手前から徐々に熱くなっていました 3つ目の湯壷は実質繋がっていると言えども熱くって浸かれずじまい… 底に沈殿した物質が舞い上がって綺麗なエメラルド色は一瞬にして茶色に
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時刻は午後4時半頃、空はまだ明るいけど陽が当たらない北側斜面なので 画像はご覧の通りとっても暗いです(代わりに帯広名物豚丼の明るい画像を一枚) 同じく熊笹が生い茂った道なき道を降りて行き、木の枝に捕まりながらまるでターザンのように かすかに見える野天風呂を目指して川へと進みます(雨の日など足場が悪い時は無理しないように)
大きめの湯壷と写真のような小さい丸い湯壷がふたつ 小さい丸い湯壷のほうは適温ですんなり浸かることができましたが 藻のような浮遊物がいっぱい浮いててちょっと気持ち悪いかも… 別名「崖下の湯」と呼ばれることもあるらしく、北側で陽も当たらず暗〜いイメージです |
距離的にはほとんどないけど、いったん車を移動させました 写真左が「いでゆ橋」です 川沿いへ降りていく反対側には写真中央のようなゲートが目印 これまた熊笹が生い茂った蝦夷鹿のふんが転がっているような道なき道を降りていくと 珍しく写真右のような「露天風呂利用の皆様へ」という看板がありました 上記の野天風呂よりは若干名が知れているのでしょう… 大きな長方形の湯壷がひとつ 最初は冷えた足が熱く感じられ、浸かるのを躊躇していたけど そのうち馴染んできて、腰まで浸かることができました 然別峡の野天風呂はどれも浅めなので肩までこっとりと浸かるといった露天風呂ではありません 湯底も泥が沈殿しているのでお尻を付けて座れないのです… 「鹿の湯」以外は温泉を楽しむといった雰囲気ではなくサバイバルを制覇したといった感覚です
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