一時、営林署が仁伏温泉から撤退し、温泉宿も閉鎖となったそうですが 弟子屈町の住民があの「かけ流し源泉100%の温泉を是非もう一度!」と町に懇願し 弟子屈町が営林署から温泉&旅館の権利を買い取り、経営してくれるオーナーを募ったそうです 15人の立候補者から人のい〜い佐久間さんが選ばれ、私が訪れた一ヶ月ほど前に営業を再開 建物はまだリフォームとかしておらず二階建ての二階部分に9室(27人収容) 「ここの部屋から見える屈斜路湖が最高に綺麗なんですよ〜」とすべてのお部屋を見せてくださいました 虫が凄くって掃除しても掃除しても虫の死骸が窓に張り付いて困った様子でした 奥様とお二人だけで営業しているそうで、湯治客や素泊まり客を重点におきたいとか… 一泊二食6,000円、素泊まり3,000円、湯治用連泊は三食付いてもっと安くするそうです 「玉砂利乃湯」の名前ごとく玉砂利が湯底に敷き詰められているのは大浴場だけ 混浴としても利用できますが、今は開業したてでお客さまも少ないようで写真左のように 手作りの看板を出して、混浴が苦手な方は貸切のように利用も出来ます 写真中央は女性専用脱衣場で、女性内湯に大浴場へ移動できるドアが付いていて行き来も簡単自由 ちょうど私が訪れた時は他にお客さまがおらず、女性専用内湯(写真右のタイル貼りの小さい浴槽)に お湯も張ってなかったため、「誰も居ないから大浴場に入ってね」と快く受け入れてくださいましたが すぐ後に大学生の男性5人が来泉!おじさんが私の顔を男性グループの顔を見比べて困った表情に(笑) 外来入浴料の2500円が逃げると痛いだろうな〜と「混浴の取材だから一緒にどうですか〜」と 一瞬帰ろうとした男性グループを引き止めておじさんに貢献(^o^) 温泉閉鎖を惜しんだという声に納得のとってもいい温泉でした 無色透明な綺麗なお湯がドバドバ流れて洗い場に大量に流れ出していました お湯の温度も加熱なしでも丁度いいぬるめの温度で内湯でも湯気もうもうと息苦しくもなく長湯できそうです 丸くて黒い玉砂利が透き通って見え、歩くと足の裏になんともいえない感触が!超お薦めです 屈斜路湖畔の無料温泉巡りをした後はこの「玉砂利乃湯」で綺麗に身体&頭を洗うといいですね オーナーに露天風呂がないと集客望めないから早く混浴露天風呂を作ってくださいよ〜と行ったら 来年の夏には手作りの露天風呂を作りたいとおっしゃってました もしこのページを見た学生さんなどはボランティアで露天風呂作りのお手伝いをしに仁伏に行ってね〜 おじさんも代わりに泊まらせてくれるわよ〜電波少年してきてください(笑)
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