自炊専門宿と聞いていたので、ひとつ前に寄ったかんの温泉自炊棟のような木造建物を 想像していたのですが、外観は白壁で一瞬新しげに見える2階建ての建物でした 訪れたのは平成15年8月28日木曜日の午後6時頃で宿泊しました 2階部分が全部客室になっていて1階と2階に写真中央の自炊用の台所がありました 冷蔵庫は共同でガスも冷蔵庫も自由に使えます やかんやお鍋、簡単な調味料(醤油、塩、香辛料・油など)も自由に使うことができます お部屋は6畳の和室でテレビがありますが、衛星放送のみでした 1階突き当たりにお風呂があり、脱衣場は男女別 各脱衣場からドアを開けると混浴内湯があり浴槽は4つで、一番奥のドアから混浴露天風呂へ移動します 洗い場のカランは水のみで、体や頭を洗うお湯は写真右の浴槽の横に置かれた大きな金たらいに注がれた源泉を利用します 混浴内湯は入口からナトリウム泉・鉄鉱泉・カルシューム泉と泉質が分かれています 一番手前のナトリウム泉が一番ぬるめで案内看板にも「心臓の弱い方はぬる湯のナトリウム泉からお入りください」 と書いてあり、ぬる湯好きの私は一通り浸かりましたが、やっぱりナトリウム泉ばかりにこっとり(^o^) このナトリウム泉だけが湯壷の中でつい立で半分に仕切られていました 混浴が苦手な女性用なのでしょうが、男性脱衣場の入口にあるため、仕切りは意味ないです(ーー;) 女性と男性の脱衣場を逆にすれば、とても入り易いと思います この時は別の宿泊者の60前後のご夫婦と混浴風呂で一緒になりましたが 鹿の谷は混浴オンリーということをあらかじめ承知で来泉する方ばかりなので 恥ずかしがらず、どなたでも混浴に入れると思います
到着が日没後だった為、露天風呂の撮影は朝の6時頃 曇りで8月といえどもやはり北海道の朝は肌寒く、お湯からあがると結構寒かったです お湯の温度は適温(たぶん41度くらい)でしたが、逆に到着後の夜7時頃は私的には熱めで 長湯できませんでした(>o<")寒い朝といえどやはり40度以上だと肩までこっとり長湯〜〜はできませんでした 源泉は40度〜65度くらいあるそうです(泉質は硫黄で若干青白い色が付いています) 写真右で私が見ているのはすぐ下に流れている川です 大自然の中の混浴露天風呂ということでとってもほのぼのとゆったりとした気分が味わえます この川沿いに幌加温泉のもう一軒の一泊二食付きを提供している「ホロカ温泉」所有の 無料混浴露天風呂があるそうですが、時間の関係で行くことはできませんでした 「ホロカ温泉」も外来入浴料300円で利用できるので幌加へ行った際は 「鹿の谷」と「ホロカ温泉」と「川の混浴露天風呂」の3つに行かれることをお薦めします |