平成16年4月24日(土)5名二部屋、10,000円でお泊まりしました 一部屋何人で利用しようが宿泊代はお料理の違いで変わってくるそうで 毎度ながら一番安い金額で2週間前に電話予約しておきました この「仙游館」は外来入浴をお願いしてもいつも断られるという情報を頂いていたので 断られたらせっかく目の前まで行ったのにショックがデカいと、あえてお泊まりに選びました この4月からの税込み表示のおかげか、入湯税150円追加の10,150円で済んだのでC=(^◇^ ; ホッ! 宿泊部屋は二階の和室で一畳の踏み込みと8畳と応接3点セット付きの広縁ですべて川に面しています トイレ・洗面所はお部屋には付いてなく一階二階のあちこちに共同でありました 増築に増築を重ねたような作りとなっていて一階ロビーから渡り廊下で川に面した内湯ゾーンへ 一階のはずなのにお風呂場ではそこが何故か二階??? 階段を降りて一階に行くと写真左の男性内湯で大小二つの湯壷があります 一階なのに二階にあたるのが写真右の女性内湯 源泉温泉は20℃前後と冷泉なので加熱していますが、まずまずの適温 沸かしなので、残念ながら夜中の12時までしか入浴できません(>.<) 女性内湯の隣には貸切風呂があり、宿泊者は空いていれば自由に時間制限なく入浴できます 貸切風呂としては大きいほうで、女性内湯とほぼ同じ大きさ・作りをしていました また女性内湯&貸切内湯と同じフロアに炭酸泉の飲泉所があり、確かにサイダーのようです 実際、明治時代には天然サイダーを製造していたそうです この温泉をペットボトルに入れると最初は無色透明ですが、時間とともに茶色く変色していきます ペットボトルもガスでカチンコチンに堅く膨らんできます でも、フリフリしてキャップを開けてもコーラみたいにプシュ〜と吹き出ません すぐ近くの湯屋温泉では同じ成分の炭酸泉でお粥を炊くとのことで 家に帰ってから土鍋にこの温泉を入れて火にかけてみると細かな気泡が鍋底からプププと湧き上がってきました そのお粥を食べると一年無病息災で過ごせるとかで、本当に一年無事過ごせたら また来年も下島温泉〜湯屋温泉に行かなくっちゃね〜〜(笑) 人数が少ない場合は晩ご飯はお部屋食ですが、今回は5人のため一階の広間で頂きました 土曜宿泊で最低料理の10,000円だったのに出るべきものはずべて出た!というくらい ある程度、満足のいく料理と品数でした 仲居さんは近所のおばちゃんパートといった感じで、出すものはすべて出して さっさと別のグループの片付けをするといった、会席料理だけど暖かいものも一気出しのパターン 特に私がお酒を飲まないで、ご飯と一緒におかずを一緒に食べるタイプなもんで 「先にご飯お願いしま〜す」と頼んだら、全員の分のご飯と味噌汁と果物が運ばれてきました(ーー;) ゆっくりお酒を飲みたかった方、ごめんなさぁ〜い<(_ _)> 朝食はロビー横の食堂で頂きます(テーブルと椅子) 下島温泉もやはり飛騨地方なので、朝はお約束の朴葉味噌がでました でも味噌汁は名古屋風に赤味噌??? ヤクルトが付くなんてチトB級旅館って感じですが、ヤクルト好きでぇ〜〜す(^o^)
混浴露天風呂は一度玄関を出て、上流に100mほど行ったところにあります 脱衣場は男女別で完全に囲まれているので冬でもそうは寒くなさそうです 利用時間は午後2時から午後9時まで(宿泊しても朝は入浴不可) 午後7時〜8時の一時間だけ女性専用タイムが設けられています 露天風呂はここ一箇所で男女別脱衣場から湯壷の間に壁があり、入り易いです 露天風呂の大きさとしては小さめかな?石鹸・シャンプーは利用不可 全体に屋根があるので雨雪の時も安心して浸かっていられますね〜 露天風呂の真下に川幅の広い清流が流れていて川釣りに最適な場所でした 露天風呂から川に降りることはできませんが、川釣りをしている人はよ〜く見下ろせます 鉄分は濁河より少ないのかお湯は透明に近く、加熱後に飲んでみても炭酸は感じられません 入った時は適温だったのですが、定期的に熱いお湯が出てくるようで 通常は写真左のお湯が出てくる部分に座れるほどぬるいのに一度熱いお湯が噴出したら 一番遠くにいても「あぁぁ〜〜熱いのがきたぁ〜!きた、きたっ!!」って感じで みんな湯壷から飛び出してしまいます(ーー;) 5分くらいで収まるのですが、そうなるとまたみんな湯壷に浸かり始めます(笑) 外来入浴が運良くできたとしても露天風呂または内湯どちらか一方の利用で500円です 両方利用しようとすると1000円取られます… 総合的に見て宿泊代10,000円で十分、お風呂・食事・部屋とも堪能できるのでお泊まりがお薦めかな
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