玄関に顔を出して『お風呂だけお願いします、おいくらですか?』と聞くと 裏に露天風呂があるからお代金は入ってからでいいですよと珍しいお言葉(笑) たぶん露天風呂を見て小さいな〜と思ったらパスしてもいいですよ…という意味らしい??? 裏まで車は入れますからと言うので裏庭まで車を移動して覗きにいきました 建物の裏口に内湯があり、窓が開いていたので内湯もとりあえず撮影してきました(笑) 写真左が男風呂、写真中央が女風呂らしい???いかにも民宿らしいタイル貼りの浴槽でした 露天風呂へは脱衣場だけに手作りっぽい屋根がある写真右のような木も門が…目隠しとしてのれんが掛かっていました 混浴露天風呂というか敷地の関係で一個しか露天風呂が作れなかったという印象を受けました 岩風呂ですが、栃尾温泉の民宿よりも小さな湯壷です それでも平湯川に面しているので風景はとっても綺麗(^o^) 脱衣場も簡素なタイプで簡単な木の板を渡しただけの棚に古ぼけた藤のカゴが3個だけ でものれんもカゴもすべて鄙びたイメージでかえって奥飛騨に来たという情緒があります 屋根はまったくありませんのでご覧のようなつげ笠が湯小屋に3つぶらさがっていました この日はとてもいいお天気でしたが、なんとなく被ってみたくなってお百姓さん気分に浸ってしまいました(^o^) 収容人数も少ないお宿ですので、別グループが入っていたら、この狭い露天風呂に突入していくというのは難しいでしょう(^^;; 時間をずらして入浴するようになると思うので混浴露天風呂に挑戦するには不向きだと思います たぶん貸切露天風呂として利用されることが多いでしょうね^^ 川は相当下のほうにあって湯壷の中で立っても全く見えず、湯壷の縁に立って初めて見えるほど川よりずっと上にあります 太陽を遮るものもなく湯面が太陽の光でキラキラと光っていてとっても綺麗でした 岩の間から染み出るように流れて落ちている源泉が湯面に何重もの輪を描いて思わずシャッターを切ってしまいました 川の向こうの切り立つ雪山が自然の醍醐味をさらに増やしてくれます この深雪は古宝館の真横にあり混浴露天風呂からは古宝館の客室の窓が見え、あっちからも見えるかな〜? 新平湯温泉には宿泊施設が50軒ありますが、川沿いに建っているのは「深雪」を含め6軒だけです お薦めとしては景色のよい川沿いのお宿がいいと思います |