混浴の入りやすさ  ★            新平湯温泉◆古宝館◆

岐阜県吉城郡上宝村新平湯温泉
泉質 含重曹食塩泉
外来入浴料 500円
効能 神経痛・婦人病・火傷・慢性皮膚病・創傷など
外来時間 午後3時〜午後8時
古より(いにしえ)上宝の里にいで湯湧きいづる館あり…奥飛騨温泉郷の中心となる新平湯温泉
焼岳西麓に広がる温泉街の中央に位置し、豪華と気品がある活気あふれた宿




    

館内のロビーで、立派な七段飾りの雛人形が飾られていました
デジカメ写真を撮っていたらお宿の方が奥飛騨は旧正月だから3月いっぱいまで飾ってあり
決してしまい忘れている訳ではありませんと説明してくださいました(笑)
通路には写真中央のような冷水が竹筒から流れ落ちていて飲んでみたら、とっても冷たくて美味しいお水で
お風呂あがりもこの水をゴクゴク飲ませて頂きました

写真右は貸切内湯「宝香の湯」と「飛宝の湯」で、並んで2つあり全く同じ作りの総ひのきのお風呂でした
外来入浴者も鍵が開いていればプレートを裏返しにして自由に利用できます
このようにすべてのお風呂を開放してくれているので古宝館は5つ星ですね〜〜〜
フロントの女の子もハキハキと元気よく対応してくれてとても好感が持てました
長い時間、お風呂やロビーを利用してましたが、嫌な顔ひとつせず帰りの時も丁寧に挨拶してくださりありがたかったです(
このホームページを見た方がいっぱい古宝館へ訪れてくれることを願っています




   

館内の大浴場と露天風呂です
男風呂は「宝龍の湯」露天風呂は「飛天の湯」、女風呂は「鳳凰の湯」露天風呂は「天望の湯」と名付けられています
内湯のお湯の温度はちょっと熱め^^湯気ももうもうとして長く浸かっていられませんでした
露天風呂は適温で平湯川が真下に流れており、雪景色も眺められるので混浴露天風呂よりはずっと落ち着いた雰囲気
ここも大きな岩や灯篭、手入れの行き届いた草木が植えられていて庭園露天風呂といった感じでしょうか…
よく似た名前の平湯温泉とは違いお湯は無色透明
飲泉用のコップはありませんでしたが、飲もうとしたらお湯が熱くって手のひらにあまり汲めませんでした
味は若干しょぱいかな?という程度…とにかく湯量が豊富という印象が強いお宿でした




    

外来入浴は15時から20時まで受け付けています
この古宝館にはお風呂が内湯男女別1つずつ、露天風呂男女別1つずつ、貸切ひのき内湯2つ、貸切露天風呂2つ、
混浴露天風呂1つと全部で9つあり、そのすべてがたった500円の外来入浴者も利用できるとっても親切なお宿(^o^)
新平湯温泉街を縦断するバスも通る主要道路の平湯川側に本館があり、
道路を挟んだ向かい側の「古宝館前バス停」前に駐車場と貸切露天風呂2つと混浴露天風呂があります

写真中央のようにTVチャンピオンの立て看板がありました。TVチャンピオンで作られた露天風呂は
新穂高温泉の佳留萱山荘の八角形の回る露天風呂が有名ですが、この古宝館でも番組と提供して作って貰ったようです
(平成13年10月に完成した「やすらぎの湯」と「くつろぎの湯」だそうです)

   

こちらが貸切露天風呂二つ。大きさはほぼ同じですが別々の職人さんが競い合って造ったらしく
左側の露天風呂は洗い場もすべてひのき!右側は浴槽はひのきですが洗い場は黒い石が敷き詰められています
どちらとも湯量の多い新平湯温泉らしくお湯が洗い場までドバドバ溢れだしていました
残念なのはこの貸切露天風呂へあがる階段が建設現場によくあるような仮のアルミ製の簡易階段だったこと(ーー;)
そして入口付近もまだまだ整備されてなく側溝が丸見え状態でした…いずれ綺麗に木々や花を植えると思いますが…
鍵が掛かっているので利用する時はフロントへ申し出て鍵を借りて入浴するシステム




    

同じく駐車場の敷地内にある混浴露天風呂「古宝の湯」で簡単にロープが張ってあるだけ
上の貸切露天風呂への階段を登ったら混浴露天風呂の湯壷が丸見えです(ーー;)
これもいずれなんらかの処置をお宿側がほどこすと思います

道路沿いにあり平湯川とは反対側なので景色はあまり望めませんが、大きな岩と灯篭、そして庭木が廻りを囲んでいます
脱衣場は男女別で写真右のようなロッカータイプの棚です
残念ながら冬季は閉鎖中で4月〜11月のみ入浴可で、私が行った3月21日は水でした(T.T)
一般人が簡単に覗けてしまうのと貸切露天風呂もあるので初心者はなかなか入りづらい混浴露天風呂と言えるでしょう…
大きさもお宿の大きさに比べると若干小さめでしょうか?ですのでバスタオル巻きもちょっと躊躇しそうな印象です
でも古宝館で一番古く天然の岩を積み上げた湯量豊かな混浴露天風呂には行った際には入浴することとお薦めします


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