四万温泉の入口、一番手前の温泉口のバス停の近くにある四萬館 太宰治など文人墨客に愛された落ち着きのある和風情緒たっぷりの静かなお宿で四万川に面したお風呂が自慢 玄関もロビーも近代的ホテル風でなくあぁ〜旅館に来たんだ〜って雰囲気がありました お部屋は四万川に面していないほう(道路が若干見えるけど広々とした中庭が見下ろせます) 和室8畳に洋式トイレ付き。宿泊日は平成15年4月8日なのでコタツがセットしてありありがたかったです! 四萬館のホームページによると平日一部屋3名以上で一万円〜のお部屋らしいのですが、 今回は一人で泊まって13,000円でした。もし二人で泊まるといくら?と聞いたら8,800円だそうです ほとんど温泉にはお二人で行く場合が多いので8,800円でいろんなお風呂が楽しめるなら超お得だと思います 食事は基本的には2階の「サロン食堂」で。まるで明治時代の鹿鳴館のようなサロンでした お部屋出しを希望する場合は別料金2,500円で朝・夕食ともお部屋出ししてくださるそうです 食事の関係でチェックインは5時半までと決められており、夕食の時間も「6時15分からです」と念を押されました 夕食のは岩魚の塩焼きとすき焼きと鯉の洗いと生こんにゃくの刺身と天婦羅、お魚の味噌汁、その他写真の通り どれもおいしく頂戴いたしました(*^o^*) 四萬館の玄関&ロビーは2階で1階がすべてお風呂ゾーンとなっています 一番大きな混浴露天風呂で湯壷は3つ 混浴内湯の出入口すぐそばにある小さめの岩風呂とその隣にある桶を利用した湯壷にはお湯は張ってありませんでした 四万川に面した露天風呂は「立湯」と呼ばれており、お湯の高さは胸の下あたりまで豊富にあります お湯の温度は若干熱め…四万温泉全体の湧出泉温が高いからだと思います 「カラカラ浴場」と名付けられている温水プール プールというだけあって温度は相当ぬるめでしたが、泳いでる分にはこれくらいの温度でちょうどいい!!! 内湯や露天風呂で火照った体を冷やすためにも泳がなくてもこのプールにちゃっぽんしてれば心地よいです もちろんプールですので水着の着用はOKですが、水着のまま上の混浴露天風呂へは遠慮くださいとのとこです プールの横には小さいですがサウナもありました 女性専用内湯はありますが、男性専用内湯としてはうたってなく混浴内湯となっています 混浴内湯の入口には「混浴大浴場、男性の方はこちらとなります 女性の方はこちらも利用できますが、亀の湯が女性専用となっております」と張り紙が貼ってありました 内湯はどちらとも相当熱くて、ホースで水を入れて薄めてしまいました(ーー;) ひょうたん型で真ん中辺りが湯量とほぼ同じ高さの岩で仕切られており、、奥のほうの湯壷はさらに熱くて浸かれませんでした ここ四萬館は次々に増築、改築をしたらしくパンフレットによると女性専用内湯「亀の湯」は 四萬館の中でも一番昔からある大浴場で一番景色の良いところにあります」と書いてありました 女性専用内湯から廊下に出て10歩ほどに勝手口があり、そこからプールへ出れます ですので着替えは女性専用内湯の脱衣場で済ませればよいでしょう 女性専用露天風呂からも直接プールに出る木の扉もあります またプールから混浴露天風呂へ抜けれる木の扉もありましたので混浴大浴場を通らずに行き来ができますからご安心です 女性専用露天風呂(内湯の洗い場から露天風呂へ行けるサッシのドアがあります)とその真下にある混浴露天風呂 「河童の湯」と名付けられた混浴露天風呂は四万川の岸辺にあり、自然美満点の混浴露天風呂 温水プールの脇に川へ降りる階段があり、20段ほど降りていきます ただし冬場はクローズで5月中旬から10月上旬しかお湯を張っていません あまりに川が近いので増水の時に危険だからでしょう… こちらの河童の湯混浴露天風呂は水着の着用OKです タオル巻きでも混浴に入れない方は河童の湯が利用できる季節に訪れることをお勧めします 別館にある貸切風呂「鹿の湯」本当に一人か二人だけで入るようなこじんまりとした内湯&露天風呂です 宿泊者は別料金なしで鍵が空いていれば自由に利用することができるのでとってもありがたいシステムです 露天風呂は柵もなく、すぐ真下が四万川というギリギリに作られています 川は相当下なのではしゃぎ過ぎて落こっちゃうと即死かも知れませんので十分お気を付けください 四萬館のパンフレットにも「別館・壷天は露天風呂からの眺望を重視した設計になっているため、 小学生以下のお子様をお連れのお客さまのご利用や、過度の飲酒後のご入浴は、万が一の危険を考慮し、お断り致しております ご理解のほどお願い申し上げます」と書いてありました 貸切風呂「野うさぎの湯」 こちらは黒御影石を使った内湯&露天風呂 貸切風呂「河童の湯」 本館にある貸切露天風呂の「風の谷」(写真中央) 脱衣場から階段をおりたところに露天風呂があるため別館の貸切露天風呂よりは四万川との高低差がなく、 ゴウゴウと流れる四万川を見ながら入浴できますのでお勧め貸切露天風呂です 写真右は別館にある貸切露天風呂「とんぼの湯」 こちらも冬季クローズで4月中旬から11月中旬までしか利用できません 2回目の宿泊の時についに入浴できましたが、なんと広い内湯&露天風呂のセット! お風呂はすべて夜中も利用できますが、朝は8時までしか入れません… 朝食の時間が8時と決まっているので入り損ねたお風呂には朝早く起きて入りましょう〜〜ね! 朝食は夕食と同じ2階の食堂で。しこしこしたうどんが付いて食べ応えがありました。 和風旅館ながら野菜サラダが出たのは嬉しいですね〜〜(^o^) ただ夕食も朝食もデザート的なものは一切出ませんでした…一番安いコースだったからかな〜(>_<") 写真右は本館の貸切露天風呂「そよかぜの湯」和洋折衷のおしゃれなデザインが人気で 夜も朝も鍵がかかっていて浸かることは出来ませんでした…朝食が終わってから、せめて写真を!と思い、 行ったらもうしっかりお湯が抜かれていました…本当に朝の8時までしか利用できないんですね〜〜(・・,)グスン 混浴露天風呂ファンはいくつもの温泉巡りをするために外来入浴可のところばかり行くことが多いですが この四萬館はご覧の通り、お風呂がいっぱいあって混浴も6つもあり、宿泊費もお二人なら8,800円と リーズナブルな割りには清潔でサービスもいいので思い切ってお泊りでお出掛けされることをお勧めいたしますぅ〜〜
前回は冬季クローズで入浴できなかった「かじかの湯」 川とほぼ同じ高さにある露天風呂はさすがに気持ちい〜〜〜い(^o^) 熱めの四万温泉のお湯も川に入って火照りを静めると何時間でも浸かっていられます ただ、露天風呂の入り口が超〜熱いので「あっちっちぃぃ〜〜」と諦める方も多かったですが 石の縁を歩いて一番遠くから入浴するとそれほど熱くもなかったです 新しく増えていた混浴露天風呂「文人の湯」 まだパンフレットにも載っていなく、館内や客室の案内図にも載っていません ロビー側面の出入り口に唯一、簡単な張り紙で「文人の湯」の紹介がしてある程度で 多くの宿泊者がその存在すらわからなかったようでひっそりとしていました 他のお風呂とまったく違う場所にある「文人の湯」 「鹿の湯」や「野うさぎの湯」や「とんぼの湯」があるゾーンから外に出る鉄の扉はありますが 使われていないようで「文人の湯」へは玄関から外履きスリッパに履き替えて移動します 中庭を通っていくと趣のある格子戸があり、さらにその奥に男女別脱衣場があります 露天風呂には屋根はついてませんが、休憩場に屋根と籐の椅子が置いてあるすっごい大きな混浴です 温度はどこのお風呂よりもぬるめで適温(^o^)適温(^o^) ただし、この混浴露天風呂だけが24時間利用不可で入浴時間が制限されています (夜9時くらいまでだったかな???忘れました) 四萬館に行ったら、必ず「文人の湯」を探し出して入ってみてくださいね〜
今回は三連休の休前日だったため、一泊二食二人一部屋で12,000円+消費税 前回宿泊の時より金額は高いけど、その分以前よりずっと料理がよかったです 超満員で全員が同じ時間帯に食事をするため、従業員の方々が大忙しで慌しく動いていて 本来、持ってくるおかずの順番が狂っていたり、置き方が乱雑だったりで落ち着きませんでした それでもこのお風呂の多さと食事の多さ、やっぱり四萬館はすごいですっ! |
平成16年7月19日(月曜日)三連休の最終日、四萬館をチェックアウトした後の午前10時半に立ち寄りました 四万たむらや四万グランドホテルなどが立ち並ぶ温泉街とは四万川を挟んで反対側の一番奥にあります 女性専用内湯と混浴内湯、そして混浴内湯から直接出られる混浴露天風呂と 橋を渡って行く「かじかの湯」という混浴露天風呂の四箇所のお風呂があります どのお風呂も狭いながらバスタオル巻きOKで宿で貸しバスタオルも用意されています 混浴が女性タイムになるのは午後7時〜9時の2時間 その2時間は女性専用内湯が男性入浴タイムとなります 川沿いの高台にある混浴内湯(薬師の湯)&露天風呂(月見の湯) 2、3人くらいしか入れない小さめの岩作りの湯壷です 川向こうの混浴露天風呂(かじかの湯)に行くにはどうしても混浴内湯の脱衣場を通って さらに写真右の露天風呂を通っていかないと行けれません 裸でくつろぐ先客がいたら、服を着たまま通り過ぎるのがちょっと気が引けます 月見の湯から写した川向こうの混浴露天風呂(かじかの湯)です 混浴が苦手な方は宿側から覗いてみて先客がいるようだったら待機してればいいかも 赤い橋を渡ってかじかの湯へ行きます オープン棚ですが一応、脱衣場があるので宿泊の場合は浴衣移動 立ち寄りの方は内湯で着替えてバスタオル巻きで移動するといいでしょう 混浴露天風呂(かじかの湯)の湯壷は2つ 脱衣場側の湯壷に直接源泉が流れ込んでいてこの日はとても熱かったです 自然を冷まされた温泉が2つ目の湯壷に流れ出しているので手前の湯壷は適温でした 川に近くて簡単に川に降りることができます そのせいか、このかじかの湯は5月中旬〜10月中旬くらいしか利用出来ません 四方を囲まれた宿側の混浴露天風呂(月見の湯)に比べたら開放感があり自然の真っ只中という感じ 中生館に行くならかじかの湯が営業中の季節に行かれることをお薦めします
|
山口露天風呂の場所は初めは簡単に解かるだろうと特に周辺地図も確認せずに温泉口の四萬館から 上流に向かって車を走らせましたが、目立った看板もなくちょっと不安に… 山口バス停のちょっと先、左に「泉屋旅館」さんがあり、その横に看板が掲げられており、 狭い路地階段をトントンと降りて行くと四万川に架かる緑色の橋があり、その先に山口露天風呂があります。 道路は狭くて車を停める場所がありません…山口露天風呂へ行く人が不法駐車するので注意を促す看板だらけ… 狭い路地階段を降りると説明書きがあり「駐車場は200m上側、道路右側にあります」と書いてあるので、 駐車場を探しに坂を登り真っ直ぐ行けども行けども停められるような場所がありません… 今度は「月見橋」を右折してみました。\(^o^)/ワーイあった、あったぁ〜12台ほど停められる無料駐車場が! でも…絶対200m以上あると思う…感覚では500mくらいかな??? もう一度駐車場の説明をします。【山口露天風呂入口を通過し月見橋を渡り右折するとその先右側にあります】 川岸に岩作りで4つに仕切られた露天風呂があり、屋根も付いていますが屋根は全体を覆っている訳ではなく、 3つの露天風呂に対してはちょこっと被る程度です。真ん中にある1つの露天風呂だけは全体が屋根で覆われます。 写真右は露天風呂の手前にあったもの…お湯もなく空っぽ???大きさ的には一番大きくてここにもお湯が溜まるのかな〜? 2002年にできたばかりの公共露天風呂なので男女別脱衣場もとっても綺麗!! 同じく無料の新穂高の湯(岐阜県)や網張仙女の湯(岩手県)のように悲惨でなく女性も利用し易い脱衣場です。 新しいから【綺麗】じゃなく、お互いありがたく利用できるようにマナーを守り、いつまでも【綺麗】に保ちたいものですね。 脱衣場の中は木のベンチと4段カラーBOXを横にしたようなげた箱タイプになっていました。 反対側の川岸の旅館から露天風呂は丸見えで室内をお掃除する人影までバッチリ見えたので女性にとっては辛いかな? でも望遠鏡で覗かない限り詳細部まで見えませんので気にしない、気にしない(笑) こちらは屋根が全面に覆われている湯壷。 お湯の温度は熱め。手桶と洗面器が数個置いてありました。 、無料だけあって土日は結構入浴者が訪れるそうなのでバスタオル、湯衣を使用してもしかたない状況でしょうね^^ 上段の湯壷は源泉が直接流れ落ちているため、とっても熱かったです。 上から3段目の湯壷はぬるくって私的には一番気にいった温度(^o^) 広くって開放感もありましたね〜 一番下の湯壷(川に一番近い)の温度は万人向きでしょうか…熱くもぬるくもない適温でした。 川にも簡単に降りれそうだったので夏は水着女性も増えそうです(^^;; 遮るものがないので太陽の光もサンサン。もともと綺麗な四万温泉のお湯がさらに綺麗に見えました。 反対側の旅館は道路側の玄関のほうのリフォームはしても裏側までお手入れしてないので景色的には興ざめですが 、かといって山の方を向いても崖でつまんないし、結局浸かりながら旅館の裏を見てしまう…といった感じ(笑) 混浴露天風呂に慣れてない女性には挑戦し難いかも知れませんが陽が落ちた後も夜9時まで照明がつきますので 夕方以降に訪れれば問題なく入浴できるでしょう。 |