混浴の入りやすさ  ★★★★        大塚温泉◆金井旅館◆

群馬県吾妻郡中之条町大塚
泉質 ナトリウム・カルシウム−炭酸水素・塩化物泉
外来入浴料 300円
効能 神経痛・やけど・皮膚病・アトピー性皮膚炎など
混浴時間 午前8時〜午後9時
関越自動車道・沼田インターより国道17号線で約40分
JR中之条駅より車で15分
畑のど真ん中にある湧出量たっぷり34.2度のぬるめの温泉
内湯も露天風呂も混浴でじっくり効能を求めて浸かる常連の多い宿




    

温泉ガイド本にあまり載ってない大塚温泉だけど、不思議とどんな地図にも温泉マーク付きで「大塚温泉」と出ています。
中之条駅から右上の日本ロマンティック街道(沼田インターのほう)を地図で見てみてください(笑)
古いカーナビにもしっかり出ているそうで、確かに国道145号の左手に「大塚温泉」と看板がある…
でも回りは田んぼと畑だらけで点々と民家かしか見えない…本当にこの道で合ってるのぉぉ〜〜と
不安になりながら畑の真ん中を進む…進む…ちょっと大きめの民家発見っ!
どうもここらしいと次々に車を停める…何故か車の停めるスペースは結構ありました。
車を降りてからも「本当にここぉ〜?」と不安に…そして発見っ!写真左の表札を見つけました!
ヾ(--;)ぉぃぉぃ…普通の家だってもっと立派な表札をぶらさげているぞ〜〜〜〜〜〜〜〜(笑)
相当なぬるゆらしく、「ぬるゆ〜」「ぬるゆ〜〜〜」と看板&石碑が!

    

民家のような旅館の別棟(若干下のほう)に混浴内湯があります。
これまた古い公民館か校舎のような感じ…脱衣場は男女別でロッカータイプの棚と木のベンチがありました。


    

脱衣場の引き戸を開けるとヽ(*'0'*)ツ ワァオォ!!
今までに見たこともないくらい洗い場までお湯が溜まってて(溜まってるというか排水に追い付かないほど
湯壷から流れ出している状態)ケロリン桶が踊っているではあ〜りませんかっ!
半円形の大きめの湯壷と一人用の小さい湯壷が二つあり、大きい湯壷には画像では切れて写ってませんが
滝のようにお湯がドバドバ流れ落ちて、そのシブキ除けか透明ビニールシートが張られていました。
浸かってみると本当にぬるい…でも浸かっていたら…(暖かくなると思ったら逆に寒くなってくる^^)
そして、何故か洗い場の所に(これまた画像には写ってないが風呂桶の先)にトイレがあります(笑)
あとで判明したことですが、2時間はじっくり浸るのがここの温泉の入り方であまりにお湯がぬるいので
途中お腹を壊す人やおしっこに行きたくなる人が多いから、あえて浴槽の中にトイレがあるそうです。
小さい湯壷は加熱してあり、通常は43度くらいあります。



    

混浴内湯の建物から更に下へ降りると(若干の坂)田んぼの真ん中に竹製の塀で囲まれた混浴露天風呂がありました。
脱衣場はなし…棚すらありません…(そこら辺に置いておくというか、ほとんどが内湯の脱衣場で着替えて移動)
屋根は…ブドウ棚みたいな感じで雨が降っても屋根の役目をしないような簡単な屋根です。
ま〜雨の日はまず入浴客が居ないと思うのでこの屋根は雨除けというより日除け用だと思われます。

  

訪れたのは平成15年6月15日(日曜日)の午後2時
曇り空の日で平年より気温が寒く20℃を切っていました(ーー;)

外気温が低かったので徐々に誰もが寡黙になり唇が紫に変わって行きました…
『 _(・・;φウッ・・・限界だぁ〜〜』と一人抜け、二人抜け…私がここは一時間浸かっているとジワ〜と汗が出るんだよ〜って
言った手前、逃げ出すことができず40分ほど我慢していましたが汗どころか鳥肌が(>.<)
ちょっとこの日は寒すぎたようです…30℃前後だとやめられないほどこの温泉にハマるそうです。
確かに夏はこの温泉、最高だろうな〜〜〜
みなさん!気温を調べてからお出掛けしましょう〜〜〜〜〜〜

    

大塚温泉の全貌です。このように田んぼの中にポツンとあります。
さらに「クォ〜〜〜〜〜!」っていう叫び声が聞こえた庭のほうへ行ってみると綺麗な孔雀がいました。
最後にお宿のおばさんが「今度は泊まりで来てね。5,500円だから」とおっしゃってくれました。
アトピーの方などは夏場にじっくり湯治する目的でこの温泉を利用するといいですね!お薦めです(^o^)

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